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<父のスピーチ>伝わりすぎた父の愛情「言葉にならない……」【第16話まんが】#私のトホホな結婚式

前回からの続き。「結婚」にまつわる思い出はありますか? 人生の伴侶を決める「結婚」という瞬間は、一生にそう何度も訪れることはないでしょう。今回はそんな「結婚式」にまつわる物語。ママスタコミュニティに集まった、ママたちの体験談をオムニバス形式でお届けします。


私(ユウナ)は、これまで両親からたくさんの愛情を注いでもらいました。少しクールで物事を客観的に見ることができる母と、愛情深くて涙もろい父。2人のような夫婦に憧れています。

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夫になるタロウさんとこれから一生を共にしていこうと思っています。今日は、私たちの結婚式。両家の親族やそれぞれの友人たちが集まり、私たちの結婚を祝福してくれています。笑顔溢れる1日になりますようにと、タロウさんと一緒に一生懸命準備をしてきました。

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今日は結婚式です。晩婚ということもあり、若い頃のような派手さはない式ですが、両家の親族や友人たちが集まってくれました。今までお世話になってきた人たちに感謝の気持ちを伝えようと、タロウさんと頑張って準備してきました。最後まで笑顔で終わる……そんな風に思っていました。

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父のスピーチの順番となりました。

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父のスピーチがはじまります。

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父は泣き過ぎて、言うハズだった言葉がまったく言葉になっていませんでした。

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内容を読みあげるはずの手紙を持っていた父でしたが、実際は号泣しすぎて何を言っているのか分からない状態でした。

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結婚式の最後を締める両家の父親のスピーチがあまりに号泣すぎて、会場は静まり返っていました。
きっと父は私たちに向けて、たくさんの言葉を準備してくれていたのでしょう。そして自分は泣きながらも、その言葉を言っているつもりだったのでしょう。
まったくといっていいほど伝わってきませんでしたが(苦笑)、父の「愛情」は痛いほど伝わってきました。
大切に育ててもらった恩を忘れずに、これからは自分の家庭を大切にしていきたいと思います。そして両親にはいつか親孝行ができればと思っています。お父さん、お母さん、今まで育ててくれて、ありがとう!

【第17話】へ続く。

原案・編集部 脚本 渡辺多絵 作画・森乃クコ 編集・横内みか

※この漫画は体験者本人のご協力の元作成しています。

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