<重すぎる義母の趣味>招待客が絶句!?断れなかった引き出物【第17話まんが】#私のトホホな結婚式
前回からの続き。「結婚」にまつわる思い出はありますか? 人生の伴侶を決める「結婚」という瞬間は、一生にそう何度も訪れることはないでしょう。今回はそんな「結婚式」にまつわる物語。ママスタコミュニティに集まった、ママたちの体験談をオムニバス形式でお届けします。
私(サオリ)は、このたびユウスケさんと結婚する運びになりました。彼は優しくて、私の希望をいろいろ聞いてくれます。しかし一方でお義母さんがなかなかインパクトのある方で、あれこれ要望を連発。周りの友人と比べても結婚が早かった私は相談できる相手もおらず、そんなお義母さんの要望をつい受け入れてしまったのです……。
義母がポツリと言った「頑張らないと」の言葉が少し気になりましたが、当時はあまり義母にハッキリとモノを言うことができなかったので特に質問はしませんでした。そして結婚式の3ヶ月前。ユウスケさんに電話がかかってきて……。
義母からは茶碗と湯呑と、ラーメン丼とお皿。それが招待客の人数分送られてきたのです。結局そのまま引き出物として使うことになったのですが、招待客たちが口をそろえて「おもっ!!」と言っていて、何とも申し訳ない気持ちになりました。
どうやら義母は、息子の結婚式に自分で作った陶器を使うことが夢だったようです。断られても義母は一歩も引かず、私は疲れた夫が気の毒で「引き出物なら」とOKを出してしまいました。結果、招待客に重たい思いをさせてしまって、そこが一番後悔しているところです。
私のトホホな結婚式というよりも、招待客にとってトホホな結婚式になってしまい、今でも申し訳なくて……。
そのときの教訓を生かして、今では義母に対して嫌なこと、ダメなことはハッキリと伝えることにしています。少々言いすぎかな? なんて思うこともありますが、意外と義母もめげずに向かってくるので、遠慮なく言える関係性になれました。
原案・編集部 脚本 渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子