<義母のための育休?>同期からの厳しいアドバイス。大切なのは主体性?【第4話まんが:夫の気持ち】
前回からの続き。俺は31歳のトモノリ。妻(リョウコ、29歳)が、少し前にはじめて出産しました。もともと育休を申請するつもりはなかったのですが、会社から促され、育児休暇を取得することになりました。しかし、家で家事育児をしつつ、車で30分ほどの場所にある実家の母のお願いごとを聞くのが最近のルーティンになっています。すると育休を喜んでくれていた妻が、いまでは毎日イライラするように……。家に居づらくて仕方がありません。
ちゃんと育休を取り、育児も家事もそれなりにやり、親孝行までしているのです。それなのに妻のイラ立ちは日に日に募るばかり。
ある日、妻から家事と育児でやっている内容と、俺にやってほしい内容をずらりとリスト化され渡されました。有無も言わさぬ表情です。いつになく思い詰めた妻の表情に圧倒された俺は、毎日の険悪な雰囲気から逃れるためにも、あっさり職場復帰を選んでしまいました。
「何もしないお父さんなんて子どもは懐かないからね」と、厳しいアドバイスをもらいました……。同期たちも自分たちの育休で思うところがあったのでしょうか。よかれと思ってアドバイスをしてくれていると思っても、今の俺にとっては脅しのようにも感じてしまいます。
振り返れば正直なところ、育休を休暇の延長ぐらいの意識を持ってしまっていました。いまは妻のすごみのある表情や同僚の意見に、結構な失敗をやらかしてしまったと気づき、反省しています。どこか「俺のやるべきことは仕事。家事と育児は自分のやることがないときにやればいい」と思っていました。
でも会社に俺の代わりはいても、父と夫の代わりはいないはず。少しずつ妻の笑顔も増えてきているので、このままなんとか挽回できればと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・森乃クコ 編集・横内みか