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<母親、息子のケンカに介入?>トラブルに母親が抗議!?情けない【第5話まんが:息子友人の気持ち】

前回からの続き。オレはソラ、中学1年生だ。学校ではバスケ部に入っている。中学の勉強は大変だし部活でも思うような結果を出せず、気持ちは焦るばかり……。同じクラスには幼稚園の頃から知っているサトルがいるけれど、アイツはオレよりもずっとできるヤツ。まだ1年生なのに7月の地区大会で早くもレギュラーに選ばれた。そんなサトルのことをオレはいつしか妬ましく思ってしまっていた。
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この説明をさせられるたび、オレは嫌な気持ちになる。まるで「サトルはすごいけれど、お前は全然たいしたことない」と言われている気分になってしまう。誰も比較なんてしていないと心のなかではわかっているんだけど……。
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サトルが褒められるとオレはなんだかムシャクシャする。幼稚園の頃から知っているのにいつの間にかできていた、とてつもない差にショックを受けてしまう。そんなとき、サトルが他の友達と夏休みの予定について話をしているのに気づいた。
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「サトルの悔しがる顔が見られる!」とワクワクしたのも束の間、サトルは少しキョトンとした後に「そーなんだ! 楽しそうで良かったじゃん」とニッコリ笑いやがった。カッとなって我を忘れたオレは、「塾と部活だけの夏休みとかウケる」「必死だな〜」と言ってしまった。

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激怒したサトルを目の前にして、オレはようやく「しまった」と後悔した。しかし後の祭りだ。たまたま通ったカトウ先生に引き離され、事の次第を説明させられた。かっこ悪すぎて理由は話せなかった。先生に言われるがままみんなの前に行って、サトルに謝罪した。サトルを含めたみんながオレを見る目が痛い。「こいつ、ダセェ」と思われているんだろうな……。オレは情けなくて泣けてきた。
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しばらくしたら母さんは自慢げにオレに話しかけてきた。「ほら! お母さんが相手のママにハッキリ言ってあげたから!」そうやって見せてきたスマホの画面に、オレは青ざめた。このままではオレは母親にかばわれ、言い訳をして人のせいにしている「イタいやつ」になってしまう……。「違う! そんなんじゃない! 何してくれてんだよ!」

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サトルへの嫉妬心が大きくなりすぎ、いちばん醜いかたちで表に出してしまったオレ。サトルにはもちろん、周りのみんなからも白い目で見られたのが本当にキツかった。表面上は仲直りしたけれど、サトルはきっとオレのことを許していないだろう。しかも母さんが勝手に暴走して、余計にややこしいことになってしまったようだ。あのメッセージがみんなに知られたら、またオレは笑いものになってしまう。一体どうしたらいいんだろう。

【第6話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・うーにゃ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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