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<「金目当て!」義母から非難>手伝いは贈り物と引き換え?崩れた信頼【第5話まんが:義母の気持ち】

前回からの続き。私は2人の息子を育てあげ、今は夫と暮らしています。次男のレイジはわが家から車で30分ほどの場所で、お嫁さん(スズカ)と2人の孫と暮らしています。スズちゃんは私たちの生活をよく気にかけて、人手が必要なところは積極的に手伝ってくれていました。さらに最近、長男のカズマが結婚してお嫁さんのミヤビさんと一緒に同居することになったのです。ミヤビさんも優しい女性です。ただ同居を開始したときは妊婦さんだったので手伝いを頼むのも気が引けてしまったし、私はこれまでどおり話しやすいスズちゃんに頼んでいました。しかし最近、スズちゃんがわが家に来なくなってしまったのです。
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スズちゃんは私たち夫婦にとって、はじめてのお嫁さん。さらに生まれた子どもは初孫だったこともあり、私も夫も嬉しくて有頂天になってしまいました。どこかに出かけては「この洋服、孫たちに似合いそう!」「この玩具も、喜びそうだよな」と、ついいろいろ買い込んでしまうのです。そして私たちがプレゼントや食材などを渡すたび、子どもたちもスズちゃんも満面の笑みを見せてくれました。
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スズちゃんは私たちが困っているときや人手が欲しいときなど、いつでも嫌な顔ひとつしないで手伝ってくれました。「スズちゃん、今日も本当にありがとう。助かったわ~」「お役に立てて良かったです。また何かお困りのことがあれば遠慮なく言ってくださいね!」
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ミヤビさんはスズちゃんと違っておとなしそうな人でした。やがて同居の話を進めていくなかでミヤビさんの妊娠が分かります。ミヤビさんは出産のためしばらく実家に里帰りをして、間もなく産まれたカナちゃんを連れて戻ってきて……。その間もスズちゃんは手伝いに来ては手際よく私たちのことを助けてくれていました。
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スズちゃんは何かと理由をつけてわが家に来ることがなくなったのです。思い当たることは一つしかありませんでした。贈り物がなければ手伝わないとは、なんてあからさまなのだろう……。そう感じたとたん、今までのスズちゃんとの信頼関係が崩れてしまったように思いました。

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いつも明るくしっかりテキパキと物事をこなしていくスズちゃんの姿は、本当に頼りがいがありました。ただ長男の結婚で思いのほか出費が重なってしまい、今までのように贈り物を渡すことはできなくなったのです。それは私も自覚していました。しかし贈り物が減った頃からスズちゃんはわが家に来る回数を減らしたいと言うようになりました。そしてとうとう私たちを避けるように来なくなってしまったのです。自分たちに利益がなくなった途端に手のひらを返すなんて、なんて性格が悪いんでしょう……。今までスズちゃんに抱いていたイメージが一気に崩れてしまいました。

【第6話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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