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「子どものメンタルが弱い……」ママがすべきわが子へのフォローとは

小学生5年生の男の子を持つママさんから、こんなお悩みが寄せられました。

習い事でサッカーをしているのですが、コーチに何か注意されたらへこんですぐに辞めたいという。試合中に仲間から、「何で今シュート打たないんだよ!」などと言われると試合中に泣いてしまう。学校でも、すこしからかわれただけで泣いてしまう。先生に怒られただけで泣いてしまう

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とにかくメンタル面が弱く、ママはどうにかして鍛えたいとのことです。どうすればメンタル力は鍛えられるでしょうか? そもそも鍛えられるものなのでしょうか?

先輩ママから寄せられたアドバイスをまとめてみました。

鍛えるというより「認める」 自己肯定感がカギ

『自己肯定力が強い子はへこたれないみたいね。愛されて肯定されて育った子は得体の知れない自信を持ってるんだって。だから多少何かあっても自分は大丈夫って思えるんだって』

『うちの長男もメンタル弱いです。自己肯定力の低さも原因かもしれないと思ったので、自分に自信を持って欲しかった。それで今日あったことを話してくれるときに、少しでも伸びた所やできなくても挑戦しようと思ったことなど、プラスになることを探して褒めています。あと空手を習い始めてからは少しの事ではへこたれない子になったなと思います。私はメンタルが強い方ですが子どもも同じくそうとは限らないので、親である私がそのままの子どもを正面から受け止めて理解してあげないとと思ってます』

『自主性を重んじる。見ていてイライラするかもしれないけど、大人が先回りしないようにする』

『子どもに対して、ああすれば?こうすれば?とは言わず放っておく。自分で何でもさせる 』

『よく話を聞いてやる。気持ちを汲んでやって話をして、最後は自分に決めさせる』

メンタルを強くすると聞くと、厳しく指導をするのかと想像してしまうママもいるかもしれません。しかし「自分に自信を持つことで、メンタルが育っていった」というママのコメントがありました。自分で経験して、親に認められていると感じることが重要なのかもしれませんね。

メンタルの弱さも子どもの「個性」だと受け入れる

『親がメンタル強いから子供も強いと思いこむのは、違うかな』

『自己肯定は大事。でも、自信がある、ないは気質もある。臆病で小心者は、よくいえば慎重。いくら自己肯定感があっても、自信がなく、堂々とできない。これは、生まれ持った気質によると思う』

『うちの子は、メンタル強すぎてサッカーのコーチに怒られても口答えするし上級生とも喧嘩するし辛い。メンタル弱い繊細な子の方が真面目に勉強したり運動にしても練習してる気がする。メンタル強いのは強いで悩むよ』

『同じ様に育てたのに長男はメンタル強くて負けず嫌い。次男はメンタル弱くて繊細。二人とも真逆のタイプだけど、それぞれに良さも悪さもある。メンタル弱いからって悪いことばかりじゃないし無理矢理矯正させなくてもいいんじゃないかな?』

十分に愛されて自己肯定感があるとしても、性格によって本番に弱かったり堂々とできなかったりする子はいますよね。臆病で小心者も、よくいえば「慎重」。親が子どもの個性だと認め、メンタル面へのフォローをしてあげることも大切かもしれませんね。
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子どものメンタルが弱いからと叱咤した結果、子どもの個性まで潰れてしまっては本末転倒です。まずは焦らず、じっくりといきましょう。子どものありのままの性格を親が認めることで、徐々に自信につながっていくかもしれません。

文・編集部 イラスト・ユウコトリトリ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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