<元カノに会いたがる旦那>ダマされていた私。離婚するべき?娘の将来を考えると……【第3話まんが】
前回からの続き。数年前の話です。私はマユノ(30歳)、育休中です。9か月の娘・ヒナの子育てに悪戦苦闘する日々ですが、旦那・コウヘイ(30歳)は私の気持ちにちっとも寄り添ってくれません。彼は人の気持ちに寄り添うことが苦手な性格だから仕方がないとずっと我慢してきたのですが、コウヘイが突然「今から元カノに会いに行く」と言い出したのです。どうやら元カノの体調が思わしくないようです。結局その日は未遂に終わって浮気も全否定されたのですが、このことを親友のチアキに話すと、彼女は真剣な表情で「コウヘイさん、嘘ついてるよ」と言い出したのです。
元カノを優先しようとしたことには怒っていましたが、嘘をついているなんて思ってもみませんでした。たしかに私はコウヘイの「浮気していたら元カノって馬鹿正直に言わないだろ?」という言葉をうのみにしたからこそ、嘘をついていると考えていなかったのです。思えば最近帰りが遅いのも元カノに会っているからかもしれません……。
今まで一度も考えたことのなかった「離婚」という文字がふと頭をよぎりました。けれどヒナの顔を思い出してすぐにその考えを頭から追い出しました。愛するヒナのためなら、自分の感情は二の次です。
旦那が元カノと浮気しているかもしれないと考えるだけで気が気ではありません。私は、ヒナを寝かしつけてからSNSで情報を集めることにしました。しかし、コウヘイのアカウントはすでに削除されており、ルカという名前もたくさんありすぎて特定できなかったのです。SNSがダメなら探偵に依頼する方法もありますが、ヒナの今後の教育費を考えると、今、高額なお金を払うのは現実的ではありません。ヒナがいるので自分で尾行することもできません。子育て中は浮気の証拠集めが難しいという現実を突きつけられて落ち込んでいると、義母からLINEが届きました。
義母は両親のいない私を気遣って、実母のように接してくれます。そのやさしさをありがたく思っていると、寝室のドアが開きました。
チアキの真似をしてSNSで浮気の情報を集めようとしたものの失敗に終わり絶望していると、追い打ちをかけるようにコウヘイのひどすぎる言葉が胸に突き刺さりました。今日は帰れないなんて、元カノに会いに行くこと以外に考えられません。またも家族を置いて元カノに会いに行こうとするなんて……信じられません。私は一体どうしたらいいのでしょうか?
原案・ママスタコミュニティ 脚本・風沢氷花 作画・善哉あん 編集・elokuu