<神経質すぎるかな>受験生がいる家庭は忘年会を控えるべき?「自粛しなさい」と夫に言える?
子どもが受験生の1年間は、親もなんとなく落ち着かない状態が続きそうです。とくに年末は「年が明けたら、いよいよ受験本番」という緊張感が増してきます。そんな年末が近くなった頃、こんな投稿がママスタコミュニティで見つかりました。
『中学受験と大学受験を控えた子どもたちがいます。インフルエンザなどの感染症も流行していますが、みなさんは忘年会はどうしますか? 夫にも自重するように言ったほうがいいでしょうか? 子どもたちの受験を前に私はそんな気分にもなれませんが、夫は他人ごとです』
念には念を!後悔するくらいなら忘年会は控えたい
忘年会といえば、大勢の人間がわいわい盛り上がるイメージ。その分感染症が広がるリスクも高まりそうです。
『受験日1ヵ月前くらいからは、どこにも行かなかったよ。家族全員ワクチンも受けた』
『ワクチンを受けて、断れる集まりは行かないようにした。夫も同様。気にし過ぎかもしれないけど、かかった後に「もっと気をつければよかった」と思うくらいなら控える』
やはり忘年会参加を控える家庭はあるようです。「職場では、お子さんの受験直前だと不参加という人が男女問わずいる」「中学受験するお宅が多いから、みんな順番に欠席します」という報告も。そうした雰囲気の会社であれば、参加を断りやすそうです。
『自粛しています。受験の年はそういうものだと思っています。食中毒も怖いから、その時期は魚介類の生ものも控えます』
徹底して気をつけている方もいました。「知り合いが、わが子の受験時に感染症に。家族も自宅待機なので、子どもが入試を受けられなかったって」とのコメントもありました。そうした気の毒な話を見聞きすると「やはり念には念を入れて、控えよう」という気分にもなります。
『病気の感染だけでなく子どもが頑張っているときに飲みに行くのは、なんとなく違う気がする』
心情的にはこうした人が多いのかもしれません。「わが子は頑張っているけれど」と思いながら飲み会に行っても、心から楽しめないのではないでしょうか。
感覚が違う?夫の忘年会参加は仕方がない面も
投稿者さんのところのように、夫と感覚の違いを嘆く声もありました。
『腹が立つよね。うちもそんな感じだった。しかも受験間際の飲み会。「何考えてるの? 帰って来てもリビングには絶対入らないでよ!」と、家中を消毒。バイ菌扱いしてやった』
わが子の健康管理も親の大切な役割と考えているママであれば、呑気なダンナさんを理解できないかもしれません。「わが子も中学受験。私は控えてほしいけど、ダンナは今年もきっと何度も忘年会に行くんだろうな」と、最初から諦めている人もいました。
ただ、実は多かったのが「夫の忘年会参加は、ある程度仕方がない部分もある」と理解を示す声。
『ご主人が会社である程度の役職に就いているのなら、顔を出さないのもダメだと思う。そういう場でよい印象を与えて、次の仕事につなげるのも大事だから』
会社での立場によっては、参加しないわけにはいかなくなるようです。ただし、「わが家は飲み会後は帰宅したら即シャワーというルール」「ウイルスの潜伏から発症までを計算して、忘年会出席から数日は家庭内隔離」などの対策を取っている人もいました。
『会社が強制する忘年会のみ参加。他の飲み会は、12月から受験後まで行かないように言ってある』
”仕事のつきあいで必須”以外の、プライベートな忘年会は控える家庭も複数ありました。飲み会が多くなるシーズンではありますが、受験が終わるまでの辛抱です!
結果「感染した」でも、気持ちが違う!
一方で、例年と変わらない日常を過ごす家庭も。
『もちろん受験のサポートはしているけど、飲み会や遊びは自分の生活だから別物。普通に参加しているよ』
ダンナさんだけではなく、ママ自身も自由に過ごしているようです。「そもそも子どもも塾で、家にはほぼ帰ってくるだけ。私は私で、好きに過ごしていた」という人もいました。
『子ども自身が学校・塾・試験会場などで不特定多数の人と接しているのに、親が数回忘年会を自粛しても意味がないと思う。神経質になり過ぎ』
たしかにそうですよね。「そんなことより受験生本人にマスク・手洗い・うがい、睡眠を取るなどの自覚を持たせたほうがいい」という声もありました。もちろん一番大切なのは、当人の感染症予防です。親が忘年会を控えるかどうかで悩むなんて、神経質になり過ぎているのかも……?
『うちは夫婦とも12月はさすがに控えていた。感染症になったら、今までの努力が水の泡だもの。「控えていてもかかる」という人もいるだろうけど、気をつけていてかかるのと、親が飲み会を優先して子どもの努力を無意味にするのではまったく違う』
結果だけ見れば同じ「感染した」であっても、「できる限りの対策はした」という自負があるかどうかで、親も子どもも気持ちがまったく違うという意見です。多くの家庭が「忘年会への参加を控えたい」と考えるのは、つまりはそういう理由なのでしょう。「私からの感染が防げるものなら、全力で防ぎたい」という声もありました。もし忘年会が原因で残念なことになってしまったら「あのとき子どもが受験できなかったのは、私が忘年会に行ったせい」と、何十年経っても罪悪感が消えないのでは。それならここは控えておくのが、一番簡単な方法ではないでしょうか。
「どこで誰が感染するかわからないから気にしない」という意見も、現実的に考えればその通りです。それぞれの家庭によって、考え方が異なるのは当然。「忘年会には参加するけど、受験直前の2週前くらいからは控える」「忘年会は参加するけど、新年会は欠席」などのコメントもありました。まさに”それぞれの家庭”なりの対策ですね。
それでも迷う場合は、まず受験生本人に相談してみてはどうでしょう? 「この時期は子どももピリピリしている」というコメントもありました。親が普段と同じように過ごしているほうが、プレッシャーを感じず気持ちが楽という子もいるでしょう。この時期の”それぞれの家庭”の主役は、受験生。子どもの気持ちに寄り添ってわが家の方針を作るのが、もっとも賢明ではないでしょうか。
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