<夫と義母が……!?>負の連鎖は、終わらせる。ひとりひとりの道を歩んでいく……【第10話まんが】
前回からの続き。私はマイコ、32歳です。数ヶ月前、離婚しました。離婚の原因は元夫・トモキの不倫でしたが、トモキとは今でもときどき会っています。慰謝料や養育費もちゃんと支払ってくれました。娘・ユズの3歳の誕生日、お祝い代わりにトモキと一緒に3人で遊園地に遊びに行きました。その帰り際、トモキからある手紙を渡されました。それは義母からのものでした。
手紙には私への謝罪と、過去に自分が犯したあやまちについて綴られていました。そして……。
「トモキがマイコさんを裏切ってしまった。そして私は何もできなかった。それどころか、私もマイコさんを裏切ってしまった。伴侶に裏切られる辛さを、誰よりも知っていたはずなのに……」
「トモキからマイコさんがすべて知っていたと聞いたとき、正直「これでもうマイコさんに嘘をつかずにすむ」とホッとしてしまいました。情けない限りです。それもこれも私の過去の過ちのせい、そして私がトモキに依存しすぎていたせいです。本当にごめんなさい」私は手紙の内容を読み進めました。
「ユズちゃんへのプレゼントも、自分で稼いだお金で買いました。もしマイコさんが嫌でなければ、これからも毎年プレゼントを贈ってもよいでしょうか? マイコさんとユズちゃんの幸せを祈っています」
本当はユズに会いたいはずなのに……「会いたい」とは一言も書いていませんでした。義母がサオリさんから脅しに近いかたちで頼み事をされていたのは、離婚のときに知りました。トモキに不倫を口止めされ、援助を受けていた義母が逆らえなかった状況も今なら理解できます。それでも正直まだ複雑な気分です。
そのうちユズが大きくなって本人が希望するのであれば……。
不倫でいっときの解放感を得られても、結果的には必ず周りの人を不幸にします。両親の不倫がトモキに影響を与えたように、世代を超えて連鎖することもあるのではないかと思うこともあります。けれども、そんな悲しみはここで終わりにしたい。娘には、「あなたのことを、みんなが愛しているよ」としっかり伝え、幸せな未来に向かって手を取り合って生きていきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・千永美 作画・善哉あん 編集・Natsu
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