赤ちゃんのフシギな記憶力=「胎内記憶」とは?
お母さんのお腹の中にいたときの記憶である「胎内記憶」。
大人にとっては、赤ちゃんの頃の記憶や、お母さんのお腹の中にいたときの記憶を覚えているなんて、信じられないことのように思えます。しかし自分の子どもにお腹の中にいたときの様子を聞いてみたら、的確な答えが返ってきた! というママたちも。
今回はそんな、お子さんたちが実際に答えてくれた「胎内記憶」にまつわるお話をご紹介します。
「お母さんのお腹の中にいたときのこと、覚えてる?」と子どもに聞いてみたら……
お母さんのお腹の中にいた約10ヶ月という期間。赤ちゃんたちは、何を感じていたのでしょうか。
『「ママのお腹の中あったかった~」って言われました』
『2才ごろ、「ママのお腹にいたときどんな感じだった?」と聞いたら「真っ暗で雨が降ってた」って答えました。
確かに体の中を血液が流れる音は雨の音に似てるらしいです! 今は6才になり、お腹にいたときの事も、話してくれた事自体も憶えてないです。ビデオ撮っとけば良かった~!』
『長男に聞いたら「少し暗かったけど急に明るくなった」って言っていたよ。次男は「プカプカ浮いて面白かった」んだって。』
小さなお腹の中で、羊水に囲まれながら成長したことを覚えているのでしょうか。お子さんによって、お腹の中の印象も違うようですね。
中にはこんな不思議な声もありました
『1人目を妊娠中、大きなお腹で姪っ子と「ポンポコたぬきだポンポコポン」と自作の曲を作ってお腹を叩いてよく遊んでいたんです。今2人目を妊娠中なんですが、最近不思議な事が起きました。4歳になる上の子が、私の大きなお腹をみて「ポンポコたぬきサ~ン」と言って、知るはずもないあの自作の歌と似た曲を歌いだしました! お腹にいたときに覚えたんでしょうか?! 不思議でした。』
『息子が二歳位のときに、「お空でママを見てた。先にお姉ちゃんが行って、次にお兄ちゃんが行って、○○(息子)は待っててね! って言ってから来たんだよ。」と言ってて、「またママ赤ちゃん産むの?」って聞いたら、「まだ待ってるよ。女の子だよ。」って。さすがに四人目はないと思ってたけど、それから4年後女の子を出産しました。』
お子さんの作り話にしては、妙につじつまが合っているような。本当かどうかはわかりませんが、こんな話を子どもたちから聞けるだけでちょっと不思議で幸せな気分になりますね。
聞き方にもコツがある!?
子どもの記憶以前に、胎内記憶を引き出す聞き方にはコツはあるのでしょうか? ママたちからはこんな意見が。
『3歳になるまでに聞かなきゃ忘れるって言うよね。後、何回も聞くと面白がって話を盛っちゃうみたい。』
『一度しか聞いちゃだめだよ』
『3歳か4歳の頃に聞いたら話してくれた。でも、6年生になった今じゃ全く記憶にないみたい。』
聞く年齢の目安としては、3歳までが良いと言われているようです。また、「何度も聞くと話を作ってしまう」という意見も。聞けるチャンスは一回のみということでしょうか……。
わが子が覚えてくれていたらとっても嬉しい「胎内記憶」。何度も聞けないとなると、ちょっぴり寂しいですが、「答えてくれたらラッキー♪」くらいの気持ちでいると良いのかもしれません。
あなたのお子さんは、お腹の中にいたときの記憶を覚えていましたか? またお子さんが小さいママは、タイミングを見計らって、ぜひ一度聞いてみてくださいね!
文・編集部 イラスト・ちうね