<義父と大ゲンカする嫁>台風なのに!張り切って外に出る義父「嫁が口答えするな!」【第1話まんが】
私(ユカ)は、6歳と4歳の子を持つ二児の母。旦那の実家で同居しています。長男は親と同居するのが当たり前の土地柄なので、渋々同居を受け入れましたが、やっぱり大変です。義父は典型的な俺様気質。義母も旦那も義父の言いなりです。
ここはある地方都市のはしっこ、山と川に挟まれたド田舎。私の実家がある市街地までは車で30分ほどですが、同じ市内とは思えないほどの田舎で、最初来たときには驚きました。
義父の俺様気質でもっとも困っているのが、大雨や台風のときにやたら張り切ること。しかも毎回なぜか、雨風が強くなってから外で作業や見回りを始めるのです。
義父が「ヨシ!」と立ち上がり、「台風に備えて家の周りを補強するぞ!」と言うと、義母も旦那もそれに続きます。ですが、もう外は風が強くなりはじめていて危険。私は慌てて待ったを掛けます! しかし……。
「危ないですよ!」というと「危なくない!」と義父がピシャリ。(……なんの根拠!?)嫁の言葉なんてまったくもって聞いてくれない義父ですが、安全第一と思い私も必死に食い下がります。
実は去年の台風のときも同じようなことがあったのです。強風に煽られ、ケガをするところでした……。今年こそはゼッタイに阻止しなきゃ! 必死に反対していると……。
「うるせぇ」「嫁ごときが口答えするな」と感情的になる義父。ここは冷静に、冷静に。「飛ばされそうなモノはしっかり固定しているし、側溝や排水溝も掃除済みです。風が強まるなか、これ以上一体何をするんです?」
必死に説得したのですが、義父から出たのは「だまれ」のひと言。しまいには「この家から出ていけ!」と言われてしまいました。ムカッ……!
台風がせまっているというのに今から外をうろつこうとするなんて……。義父の言動は非常識にもほどがあります。こんなに説得しても聞き入れてもらないなら……「わかりました。出て行きます」
こうして私は自分の車に乗り込み、同じ市内にある実家へ向かいました。今までずっと横柄な義父の言動を我慢していましたが、もう限界です……。
原案:ママスタコミュニティ 脚本・千永美 作画・まゆか! 編集・横内みか