<NO!休日は兄一家を優先>限られた時間は同じ「優先すべきは自分の家族」母の言葉【第6話まんが】
次第にマサルは、義実家との予定を優先させるようになりました。今までとは違う態度に困惑した私は、実家の母に話をしてみました。
家族を亡くして悲しむ人と過ごしてあげることの何が悪いの? それに子ども同士が会って遊べるのなんてきっとそう長くはない……。せめてその間くらいは一緒に過ごして、楽しませてあげたいと思う私の気持ちは間違っているの? いや、間違っているのはマサルの方です。母だってそう言ってくれるはずです。
母は私の考えに「間違ってはいないわね。」と。ですが、続けて「それは家族旅行でも同じこと。子どもたちと密に関われる長期休みを過ごせる時間は限られているのよ……」と言ったのです。
私は間違っていたの? ちゃんと家族のことも考えていたはずなのに。母と話すうちに私は少し混乱してきました。
夫は私たち4人の『家族』だけでどこかに行きたがっていた? でも別に私たち家族はいつも一緒だし、キャンプ場なんてサクラさんたちが来ない連休じゃない週末とかのタイミングで行けばいいことじゃない……。でも母と話して改めて考えましたが、実際のところ週末は週末で子どもたちに予定が入ったりしていて、家族でゆっくり過ごせるのは、長期休みのときくらい……。「マサルさんの気持ちもわかってあげないとね。」
私はマサルが「自分の実家」を優先していることに、不満を持っている。きっとマサルも私が2家族で過ごすことにこだわり、優先してきたことに不満をもっていたことでしょう……私はようやく自分のしてきたことに気がつきました。
母の言葉は私の心に響きました。子どもたちとのんびり長期休みを過ごせるのも、あと少し。家族でゆっくり出かけられるのも、あと数年で終わってしまうかもしれない……。私はようやくマサルの「これっていつまで続くの?」の言葉にこめられた意味を理解したような気がしています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子