<高校生なのに化粧なんて!>「暇があるなら勉強して!」と激怒したママに殺到した声とは
近頃は子ども向けのメイク用品がごく普通に売られていたりと、ママたちの時代よりも女の子がメイクを始める年齢が早まっている印象です。100円均一ショップなどで手軽にメイク用品が買えることも影響しているかもしれません。
しかし大人であるママからすれば「メイクしないほうがかわいいのに」と、思うこともしばしば。ママスタコミュニティにも高校生の娘さんがいる人からのトピックがありました。
学生の本分は勉強。高校生のくせに、化粧なんて早い!
『高校1年生娘が化粧をしていたので、「若いんだから、そのままでいな!」と激怒しました。みなさんも私の立場だったら、叱りますよね? 化粧をする暇があるのなら、勉強してほしい。化粧は大人になったらいつでもできるし、未成年のときしかできない勉学のほうが大事だと思う』
自ら”激怒”というのですから、よほど強い叱り方だったようです。その後わざわざトピックを立てたのは、娘さんとケンカになるなどして自分の正当性を確認したかったのでしょうか。
『私も「いくらお化粧しても、今の若さには勝てないよ」と言っていたよ。歳を取ったら塗り重ねなきゃいけないんだから』
投稿者さんに賛同するコメントもありました。それくらいの年頃の子のお肌は、ツヤもハリもあってピチピチです。わざわざメイクで手を加えるのは、大人からすればたしかに「もったいない」のひと言かもしれません。
しかし集まったコメントのなかで、投稿者さん寄りの意見はごくわずか。「そんなことでは叱らない」という声が圧倒的多数でした。
ママたちも「ノーメイクが一番かわいい」と思っている。でも?
『うちの子は化粧したほうがよりかわいいから(しなくてもかわいいけどね)、化粧が決まっていたら「いいね」「かわいい」と褒めている』
『中学3年生娘も、休日はメイクして出かけるよ。お姉さんっぽくなって、かわいいと思うけどな』
同じような年頃の女の子たちの多くは、ごく自然にメイクをしているようです。「今どき小学生でもしている」「幼稚園の子だってオモチャのリップを欲しがるのに」などの声も多くありました。「男の子だって肌ケアやヘアケアとか、気にする子はいるよ」というコメントのように、かわいくなりたい・素敵になりたいという思いは年齢だけでなく、性別だって飛び越えます。
『うちの娘も演歌界の大御所みたいな、すっごい化粧しているわ。薄化粧のほうが絶対かわいいと思うけど、諦めている』
内心では投稿者さんと同じように「きれいな肌にわざわざファンデなんか塗らなくても、とは思う」「きれいな肌がもったいないなとは思うけど」といったコメントも、少なからずありました。でも「だからといって、叱りはしない」と、多くが口を揃えます。
『うちの子は地雷メイク&ファッションだから、がっつりやっている。眉毛もないから、すっぴんは怖いけど(笑)。でも「今日のメイクかわいいね」とか、ナチュラルだったら「それもありじゃん」と言っているよ』
”地雷メイク”とはお人形さん風で泣きはらしたような目元が特徴の、別名「病みメイク」。コメントをくれた方も内心は思うところがあるようですが、娘さんの気持ちを否定はしません。
メイク禁止の校則がある学校に化粧をして向かおうとしているのなら、話は別です。でもそれ以外なら娘さんがメイクをしたところで、誰に迷惑がかかるわけでもありません。ケガや病気につながるわけでもありません。本来なら「勉強する」と約束していた時間にメイクをしてサボっていたのでない限り、叱る必要はないように思えます。
頭ごなしに叱るのはおかしいのでは?気持ちに寄り添ってあげて
「学校にしていこうとするなら、注意する」という意見は多くありました。他にもみなさんが、自分の娘に言い聞かせていることがあります。
『せっかく肌がきれいなんだから、「ファンデは塗らないで」とは言う』
『肌がきれいなんだから「ポイントメイクくらいにしなよ」とは言っちゃう』
ママ世代が嫉妬したくなるほど、きれいな肌。ぜひそのまま活かしてほしいですよね。ポイントメイクだけでも雰囲気はガラリと変わります。「使うなら、せめてフェイスパウダー程度に」とアドバイスしたいところです。
『化粧するなら「クレンジングと保湿はしっかりね」と言っている』
「クレンジングの大切さをこんこんと説いた」という、声もありました。「肌にニキビができているときは『やめたほうがいい』と言う」というように、”先輩”としてアドバイスしてあげられることもたくさんあります。
自分自身も「高校生の頃はメイクをしていた」という声も目立ちました。「化粧は大人になったらいつでもできる」とのことですが、高校生だからこそやってみたいメイクだってありそうです。
『化粧といったって、せいぜい長くて30分くらいでしょ。勉強に影響はないと思うけど』
「自分もメイクしていたけど、勉強もちゃんとやっていた」というコメントもありました。メイクしたから勉強がおろそかになるとは限りません。「化粧をする暇があるのなら、勉強」は「ゲームをする暇があるのなら」「動画を観ている暇があるのなら」など、どんなものにも当てはまります。趣味のひとつと考えれば、メイクだけ特別視するのは疑問です。娘さんの肌が心配なら、先輩としてスキンケアの大切さを教えてあげればいいだけです。
『娘には自分が子どもの頃、親にしてほしかったことをしているよ』
こんな意見もありました。投稿者さんも頭ごなしに否定せず、まずは娘さんの気持ちに寄り添ってあげればよかったのでは? 他のママたちのように「そのメイク、かわいいね!」と褒めた上で、メイクの仕方やスキンケアの方法について伝えてみてはどうでしょう? 今の母娘関係がよりよいものに変わるかもしれませんよ。
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