<30歳娘の婚活事情>「将来開業したい」夢を語るのはタブー?対応に不信感を持つ私【第3話まんが】
前回からの続き。今から3年前の話です。30歳になる一人娘のマヤが結婚相談所に登録し、婚活をはじめました。正社員からバイトになったことや、年齢のことで、将来に不安を感じたようです。ただ、紹介してもらった人は娘に合わない人ばかり。おまけに娘の発言を非難する人までいたそうです。私の従姉妹の美津子ちゃんは、相談所や仲介人を変えるのもひとつと提案してくれました。娘にもそう伝えましたが、もう少し今の相談所で頑張りたいと言います。
仲介者さんの話は一理あるとは思います。でもセラピストとしてお店を持ちたい、開業したい、と話すのがそんなに悪いことでしょうか?
これからの夢を語り合える人と一緒になった方がいいに決まっています。それに、娘は夢を聞いてほしかっただけだと思うのです。
結婚相談所も仲介人も、本当に大丈夫なの? 信じていいの? モヤモヤが止まりません。娘はもう30歳の大人ですが、それでもきっと人を見る目は私の方があるはず。一度、仲介者をこの目で見てみたい気持ちになりました。
私は娘がこれまで仕事で努力してきたのも知っています。私から仲介人に、娘の良さを伝えたら、アピールできたら、娘に有利になるのではと思ったのです。
でも娘の言う通り、親がしゃしゃり出るのは恥ずかしいかもしれません。私たち夫婦としては精一杯、いい娘に育てたつもりです。でも世間から見た評価はまた別なのかもしれないと、一抹の不安がよぎりました。
夫は「異性の親にいろいろ口出しされたくないだろうから、頼むよ」と娘の婚活には距離をおくスタンスを貫いています。娘の結婚相談所の名前と場所は知っているので、私だけで訪問もできます。でも一度冷静にならないと……。
私は、従姉妹の美津子ちゃんに電話をしてみました。(従姉妹・美津子ちゃんの娘が、結婚相談所を経て結婚した経験があるのです)
すると「会って話そう」と向こうから提案してくれ、会う約束を取り付けました。しっかり相談してアドバイスをもらおうと思います。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・ちょもす 編集・横内みか