<男女差別>批判されても「男も女も関係ない」前向きになれた言葉【第2話まんが:息子の気持ち】
前回からの続き。数年前の話です。僕の趣味は手芸です。小さい頃から母がよく裁縫や編み物をしているのを見て興味を持ちました。僕が見よう見まねで作るたび、両親は「すごく上手」「手先が器用だね」と嬉しそうに褒めてくれたのです。
しかし小学校高学年になると、なぜか僕の趣味を批判する人も出てきました。夏休みの自由工作に編みぐるみを作って提出したら「男のくせに」「気持ち悪い」とからかわれました。そんなとき母と一緒に訪れた手芸材料店で、ある店員さんと出会ったのです。
店員さんがお客さんの前で編み物の実演をはじめたので、僕は手元の動きの鮮やかさにすっかり見とれてしまいました。感心して話しかけると店員さんは気さくに応じ、複雑な編み方や新しく入荷した毛糸のことなどを教えてくれたのです。僕は嬉しくなって会話を続けました。
その後、中学生になった僕は手芸部に入部を決めました。クラスの女子から「男子なのに手芸部!?」と驚かれたりもしましたが、あのときの店員さんの「男も女も関係ない」という言葉が背中を押してくれました。今は手芸コンクールや文化祭に向けてさまざまな企画をしたいと張り切っているところです。
原案・ママスタコミュニティ 文、作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
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