<隙間時間の有効活用>習い事のある日の夕飯はどうしてる?みんなの「ほったらかしメニュー」を教えて
夕方になると、夕ご飯の準備だけでなく、子どもたちの塾やクラブの送迎に忙しいママもいることでしょう。そんなときにはキッチンを離れることもあって、作れるメニューが限られてしまいますよね。ママスタコミュニティに投稿をくれたあるママも、何を作ったら良いのか悩んでいるようです。
『子どもの塾の送迎の間に調理をしたい。いったん火にかけたら、その後は放っておいても良い「ほったらかしメニュー」を教えて! コンロにタイマーはあります。みんなはどんなものを作っている?』
子どもの送迎のためキッチンを離れるからといって、その時間を無駄にはできませんよね。「むしろその時間を上手に活用したい!」と忙しいママなら思ってしまうものなのではないでしょうか。今回の回答を見てみると、どうやら他のママたちも時間を上手に使って料理をしているようですよ! みなさん一体どんな「ほったらかしメニュー」を作っているのでしょうか?
時間をかけて味を染み込ませた「煮込み料理」
『キャベツを4等分か6等分にカット、小さい玉ねぎは丸ごと。ゴロゴロにカットしたベーコンと一緒にコンソメで煮る』
『牛すじ煮』
『肉じゃが。材料と調味料を入れて落としぶたをして煮込む』
『おでんが好きだから、大根と練り物をめんつゆで煮て、おでん風煮物を作りがち』
材料をカットして味を付け、時間をかけて染み込ませていく煮込み料理も、ほったらかし料理の1つです。よく作られるメニューとしては、野菜たっぷりのスープや肉じゃが、おでんなどがありますよね。その他にも、筑前煮や牛すじ煮込みなども作られる方が多いのではないでしょうか。
煮込み料理は弱火でコトコト煮込むため、一定の時間火にかけたらあとは完成を待つだけ。ただし今回の投稿者さんのように火のそばにいられない場合には、火を止めてから外出しなければなりません。途中で吹きこぼれたり、汁がなくなって焦げ付いてしまったりしては大変ですよね。このようなときには、出かける前に火を通し味を整えておいて、出かけているあいだを味をしみ込ませる時間にするのがよさそうです。帰宅してから再度加熱をすることで、味がしみ込んだ温かくて美味しい料理が食べられるのではないでしょうか。
使えば焼くだけ「オーブン料理」
『オーブンがあれば、キッシュとかグラタンは炒めて混ぜて焼くだけ』
『ぎゅうぎゅう焼きは? 大きめの皿かバットにお肉とお野菜を入れてオーブンに入れるだけ。美味しいよ』
キッシュやグラタンは、下準備さえしてしまえば、帰宅後にオーブン調理できます。市販のキットもあるので、それを上手に使えば比較的簡単に素敵な一品が作れそうです。また、同じくオーブンならば、野菜や肉をお皿やバットに敷き詰めた「ぎゅうぎゅう焼き」も簡単。材料の準備をすれば焼くだけでできあがります。バットやお皿のまま食卓に出すことができることから洗い物も減らせますし、ボリュームたっぷりのメニューにもなりそうです。
野菜の水分を利用した「蒸し焼き」
『野菜を鍋に入れて、豚バラを敷き詰めて塩胡椒して蒸し焼き。野菜は、玉ねぎ、キャベツ、もやし、人参、ピーマン、きのこ類など適当に。食べるときにポン酢をかける。豚バラを鮭に変えてもOK。その場はバター乗せて蒸し焼きにすると美味しい!』
もしも冷蔵庫に野菜と肉や魚があるならば、蒸し焼きにしても良いでしょう。野菜の水分を利用することもあり、旨味たっぷりでヘルシーな料理ができますよね。たしかにコメントをくれたママのように、蒸し焼きは鍋でも作れます。しかしこちらも外出時には火による失敗が心配。そんなときには、ほったらかしメニューではありませんが、帰宅後に電子レンジで使える蒸し器を活用すると時短になります。
たれに漬け込むだけの「漬け丼」
『マグロやブリの漬け丼』
『マグロなどの切り落としを焼き肉のたれで漬け込む。それをご飯に乗せて丼にする。お好みで刻んだ大葉や卵黄を乗せて、お新香と味噌汁で1食になる』
マグロやブリなどの魚の切り身をたれに漬け込んでおけば、帰宅してからそれをご飯のうえに乗せるだけ。立派な漬け丼ができます。ここに豚汁やけんちん汁など、具が多めのお味噌汁があれば、ボリュームアップしたバランスの良い定食が出来上がります。
アルミホイルとタオルで簡単「ローストビーフ」
『ローストビーフ』
牛もも肉の塊があるならば、ローストビーフもほったらかしメニューになりそうです。まずは、牛もも肉に塩をすり込んで、肉の大きさに合わせて肉の両面に2、3cmおきに切り込みを入れていきます。それからそこにニンニクの薄切りをさしてから、コンロのグリルの網焼きで表面を焼きます。(肉の厚みによって加熱温度が変わります)
そしてほったらかしのポイントはここから。加熱後すぐに取り出し、それをアルミホイルで包み、なんとタオルで包んでおくだけで良いのです。保温時間はローストビーフから離れても問題なし。室温で約1時間程度放置しておけば美味しいローストビーフが出来上がりますよ。
「便利な調理器具」を取り入れるのも手!
『圧力鍋を買う。ほったらかし料理をするならこれじゃない?』
『電気圧力鍋が放置にぴったり』
圧力鍋は短時間で料理ができる便利な調理器具ですが、ふたが取れるまでに時間がかかります。でもその時間を、「ほったらかし」と考えることもできますよね。ガスやIHコンロを使うタイプの他に、電気の圧力鍋もあります。他にもスロークッカーといって、食材を入れてスイッチを押すだけで美味しい料理ができるキッチン家電もあります。これらのキッチン家電ならば、火の元の心配なくさまざまな料理ができそうですね。
ほったらかしメニューは日々忙しいママの味方!どんどん活用していこう
具材の下準備をして火にかければ、あとは放置でOK。そんなほったらかしメニューは、忙しい夕方の時間だけでなく、普段の食事の準備のときにも使えます。毎日ご飯のメニューを考えて調理をするママにとって、ほったらかしメニューを取り入れることは、きっと時間的な余裕をつくることにもつながるはず。子どもが幼かったり、仕事をしていたりして時間に追われるママにとってもおすすめの調理方法です。今回ママたちが教えてくれたメニューを取り入れながら作ってみると、より上手に時間を使っていけるのではないでしょうか。
文・こもも 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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