<子育て卒業?>「しっかりして」「ちゃんとしなさい」の日々。私いい母親だったのかな【前編まんが】
「子どもと離れて暮らす」ことを想像したことはありますか? 現在子育てで手一杯のママたちは、「早くそんな日がくるといいのに」なんて冗談で思ってしまうこともあるでしょう。けれど「ママと子どもの時間」は、いつか訪れる巣立ちの日を目の前にしたときに、まるで走馬灯のように思いだされるのです。
小さくて儚い息子を抱いて、「この子が私のお腹の中に入っていたのか……」と不思議な気持ちになったのと同時に「こんな小さくて愛おしい存在がこの世にあったんだ……」と、言葉では表現できないほどの溢れる愛情を感じた日々。
夜泣きでなかなか眠れなくて、泣き止まない息子を抱いて「なんで泣き止んでくれないの……?」と、一緒に泣き、途方に暮れながら朝を迎えたこともありました。
保育園、小学校ではヤンチャで活発。何度同じことを言ったことだろう……。小言ばかりの毎日でした。きっと息子からしたら、ガミガミ言ってばかりの鬼のような母親だったことでしょう。
それが今は、手を繋がなくてもしっかり歩けるし、いきなり走り出したりもしない。いつの間にかこんなに「大人」になっていたのです。
わが子を産んでから「ずっと一緒」だった息子が巣立っていく寂しさは、成長の証でも、涙がこぼれてしまうものなのかもしれません。けれど「巣立てる」だけ大きくなれたのも、パパやママのおかげです。きっと息子さんにも感謝の気持ちが溢れていることでしょう。
後編へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・べるこ 編集・秋澄乃
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
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