＜便利らしいがまだ怖い＞みんなは圧力鍋を使っているの？メリットや注意点を教えて！
毎日行う料理は、できるだけ短時間で終わらせたいものです。しかし一方で、しっかり火を通して味つけしたいとも思いますよね。その願いを叶えるものの1つが圧力鍋。今回ママスタコミュニティには、あるママから圧力鍋についての質問が寄せられました。
『料理のときに使う圧力鍋は便利？ 昔からあるけれど、私は持っていません。旦那が角煮など煮込み料理を食べたいらしく、いい加減買おうよと言ってきます』
投稿者さん自身は圧力鍋を持っていないようですが、昔から便利アイテムとして知られているため気になっている様子です。旦那さんから煮込み料理へのリクエストがあるため、「味が染みやすいなら買っても良いかな……」と考えているのかもしれませんね。きっと実際、調理に圧力鍋を取り入れているママたちもたくさんいることでしょう。使っているからこそわかる圧力鍋のメリットには、一体どのようなものがあるのでしょうか？
圧力鍋はここが便利！
短時間で料理ができる
『もつ煮を作るときに使ってみたら便利すぎてびっくり。何時間も煮込んでいた時間は何だったんだと思う』
『1つあると便利だとは思うよ！ 角煮は本当に時短で柔らかくなるよ』
圧力鍋は、本体と蓋を密閉しながら加熱することで、水蒸気で鍋内部に圧力をかけ、高圧・高温で調理できる調理器具です。通常の鍋の水は鍋で100°C以上に上昇しませんが、圧力鍋は圧力をかけることで100°C以上の調理ができるため、調理時間の短縮を可能にしています。とくに長時間煮込む必要がある料理の場合には、調理時間の違いにかなり驚かされることもあるようですね。
ずっと鍋を見ていなくても良い
『電気圧力鍋で作るものはカレー、シチュー、豚汁、角煮など。材料を入れてスイッチを押すだけで、あとは放置だから気が楽。うちはまだ乳幼児がいるから、鍋の前で立っている時間がなくなるだけで感激だよ』
『電気圧力鍋なら使っている。電源を入れて、タイマーをセットして、あとは放置。勝手に煮物ができている。そのあいだにお風呂入ったり、他のおかず作ったり、時間の節約になる。鍋に張り付いてなくても良いのが便利よ』
電気圧力鍋を使っているママたちからは、「材料を入れてから蓋をしてスイッチを入れると、完成まで放置ができるよ」と、近くにいなくてすむ魅力も寄せられました。メニューによって時間を自動で調整してくれる圧力鍋もありますし、もしそうでなかったとしても圧力鍋は蓋をして圧をかけるため、調理途中で混ぜる必要がありません。完成までのあいだ、他の家事や子どもの世話など効率的に時間を使えるのではないでしょうか。
圧力鍋には難点も
『何度か買おうかと思ったけれど、買わないまま。洗うのが厄介そうで』
『圧力鍋は数分の加圧でカレーができてしまうイメージかもしれないけれど、実際は加圧の後、圧が抜けるまで放置時間があるわけで。鍋を動かすのが怖いからコンロが1つ塞がったまま』
圧力鍋は密封をするため、蓋にパッキンが付いていたり、中の蒸気を抜くための弁が付いていたりすることがあります。一般的な鍋よりも洗うパーツが多いので、手間がかかりそうなイメージもあるようですね。また中の圧力が下がってからふたを開けるため、待つ時間を含めると予想以上に長い時間となってしまうことも。もしそのあいだ鍋がコンロを塞いでしまうのであれば、他の料理ができないデメリットもでてくるのかもしれませんね。
説明書を読んでから、正しく便利に扱おう！
『私も欲しいけど怖くて手を出せずにいた。職場にもロックを掛け忘れて爆発してキッチンが汚れたという人がいて』
圧力鍋は、短時間で食材に火を通せる非常に便利な鍋です。しかし適切に使わないと、鍋の中身が出てしまい火傷をしてしまう恐れなどもあります。それを防ぐためには、「使う前に蒸気口などの圧力調整部分が詰まっていないか」「ふたのパッキンが劣化していないか」といった、事前に確認する必要のある箇所がいくつかあります。それ以外にも、「食材の入れすぎ」も注意することのひとつ。水と食材は合わせて3分の2以下、豆類や麺類の場合には水と合わせて3分の1以下の量にすることを心がけましょう。そして最後、「蓋を開ける場合は、圧力が完全に下がってから」ということも忘れずに。メーカーによって取り扱いに違いがあるので、使う前には必ず取扱説明書を読んでおきましょう。適切に使うとメリットも多い圧力鍋、みなさんなら使いますか？
文・こもも 編集・古川純奈
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