<働くママのストレス>起床から出勤までバタバタ。時間に追われる生活から解放されるための工夫とは?
朝の時間は1分1秒も無駄にできない! と感じている人も多いのではないでしょうか。とくに自分のこと以外にもやることが山積みのママたちにとっては、朝は目まぐるしい時間帯ですよね。こんな投稿がママスタコミュニティに寄せられました。
『毎朝、時間に追われるのがストレスです。起床後、弁当作り、皿洗い、洗濯物を干す、メイクしてからパートに。なんで朝からいろいろしなくちゃいけないんだ』
起床後、忙しく家事を済ませてから仕事に出かける投稿者さん。「なんで朝からいろいろしなくてはならないんだ……」と嘆きます。ため息が聞こえてくるようですね。
投稿者さんの気持ちに共感を覚えるママたちも多いのか、ストレスを減らすためのさまざまなアドバイスが届きました。
洗濯は夜のうちに。部屋干しがおススメ!
まず寄せられたのは「洗濯物」についてです。
『洗濯は夜にするとだいぶラクよ。朝、外に出すだけ』
『洗濯は干すのも夜やって、室内干しすれば加湿できるし一石二鳥だよ』
朝から洗濯機を回し、干してから外出するとなると、少なく見積もっても1時間近くの時間がかかります。それを夜のうちに済ませてしまっては? というアドバイスです。冬の乾燥する時期には部屋の加湿効果も得られて一石二鳥ということもあるようです。
けれどこのコメントには、「部屋干しにすると生乾きが気になりそう」と不安の声があがりました。すると、
『夜リビングに干したら翌朝には乾いてるよ。生乾き臭なんか全然気にならないよ』
という回答が。もちろんそれぞれのお宅によって室内環境は違います。このお宅では翌朝には乾いているようですが、生乾きのまま朝を迎えるお宅もあるかもしれません。そんな乾きにくい場合には「脱水時間」を多めに設定するなどの工夫をしてみてはいかがでしょう。また最近は「部屋干し用」とうたった洗剤や柔軟剤もあります。生乾きの臭いが気になる人は使ってみても良いかもしれません。ほかにも干し方を工夫するなど、早く乾かすためのコツはいろいろあるようです。ぜひ試してみてくださいね。
お弁当は簡単に。前日にお弁当箱につめてしまってもOK
朝食の用意に加えて、旦那さんやお子さんに持たせるお弁当を作らなければならないママは、さらに負担が増えます。そんな人へのアドバイスもありました。
『弁当は前日におかず作って、朝はつめるじゃだめなの?』
お弁当を一から作ろう! と思うとつい面倒になりがちです。おかずは前日のうちに作っておいたり、夕飯から取り分けておいたりすれば、朝の手間が省けますね。茹でた青菜やブロッコリーも残しておいて、お弁当に詰めれば彩りも良くなります。
『冷食以外は、残りものも卵焼きも前日につめて冷蔵庫へ』
『冬場はお弁当作り置きでも大丈夫だよ』
なかにはお弁当箱につめるところまで、前日に済ませてしまうママもいるようです。疲れている日は冷凍食品を入れるだけでも良しとする、そんな上手な手抜きも大切でしょう。
仕事の開始時間は午後からに設定
朝のバタバタを回避するために、働くスタイルを変えたというママもいました。
『私もそれが嫌で、昼から夕方のパートしてる。家のことがゆっくりできるし、すごく快適。朝からイライラしなくて済むのが良いよ』
『朝バタバタしたくないから午後からの時短パートしてる』
お子さんが大きくなって、帰宅時間が遅かったり、子どもたちだけでも留守番ができたりするならば、ママの帰宅が夕方以降でも大丈夫かもしれません。そうであれば、仕事のスタート時間を後ろ倒しにするというのも一つの方法ですね。
午後からの勤務であれば、朝の時間がゆっくり過ごせるだけでなく、午前中のうちに買い物や夕飯の支度も済ませておけそうです。
『思い切って週2に減らしたら、身体の調子が良いし、よく動けるようになったよ!』
仕事の開始時間だけでなく、自身の体力に合わせて「日数を減らした」という人もいました。
自分にとって快適なスタイルであれば、仕事も長く続けられるでしょう。今は短時間勤務や日数の少ない勤務であったとしても、長い目でみればメリットが大きいかもしれませんよ。
職場についたらひと休み?
『私、会社についたらとりあえずひと休みするよ』
『起きた瞬間からフル稼働だよね。ホッとするのが職場の昼休憩だったりすると、「やだ! 1日の半分終わっちゃったじゃん」って悲しくなるけど』
起きた直後から大忙しなママたち。職場についたらホッと一息、ということもあるようです。時間に余裕をもって職場に到着し、一息ついてから仕事にとりかかる。それだけでも気分転換ができそうです。それも無理であれば、せめて昼休みにはゆっくり休んでくださいね。
ストレス軽減の秘訣は、事前準備と家族の協力
『ある程度前日の夜までに済ませておくとか、臨機応変にしたらいいんじゃない?』
洗濯もお弁当の用意も、できることは前日の夜までに済ませておく。たしかにこれは良いアイデアですし、理想的でしょう。とはいっても、前日は前日でやることが盛りだくさん。疲れ切って寝落ちしてしまう……、ということだってありますよね。
でも頑張るのはママ一人でなくてもいいはずです。お子さんが幼児や小学校低学年であれば、まだまだママの目も手も必要ですが、もう少し大きくなっているのであれば、家族も「一緒に家事をする」と方針転換してみてはいかがでしょうか。
小学生も高学年になれば、就寝時間も遅くなり、ママが洗濯物を干したい夜の時間まで起きていることもあるでしょう。そんな日には「洗濯物をお願い!」と頼んでみては? 中高生ともなれば、「朝食は自分で好きなものを食べて登校してほしい」とお願いしてみるのもアリかもしれません。
ママが一手に家事を引き受けるのではなく、旦那さんやお子さんに「これはやってほしいな」「これはあなたの仕事ね」と思い切って割り振っていき、戦力になってもらう。そんな「家族分担方式」にすれば、ママの朝のストレスも軽減するのではないでしょうか。
それぞれのご家庭に合った方法で、朝のバタバタ&ストレスから解放されますように!
文・すずらん 編集・千永美 イラスト・Ponko
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