前回からの続き。これは去年のエピソードです。長男嫁のハルカちゃんの体型をイジったら「ハルカは全然太っていない。これ以上ハルカにひどいことを言うのはやめてくれないか？」と、長男から言われてしまいました。すると隣にいるハルカちゃんも、悲しそうな顔で言いました。



私は……嫁ふたりから立て続けに拒絶されてしまいました。少し前、次男の嫁・ナツミちゃんから拒否されたときは「彼女の気の強さが原因で私は悪くない」と思っていたのですが、大人しく優しい性格のハルカちゃんからもこう言われてしまうなんて……。私のやったことはそんなにダメだったのでしょうか。ただの冗談、軽口のつもりだったのに。サバサバしていてフレンドリーで、ちょっぴり毒の効いたジョークでその場を笑わせられる、いい姑だと思っていたのに……。

「えっ、60歳でその細さ？　すごい！」と同年代の友達からも言われます。だから嫁たちにも自慢したかった。若い彼女たちよりも、細くてスタイルのいい自分は本当に素晴らしいはず。もっともっと私が一番だって言ってほしかった、注目して、認めてほしかった……。でも自分のそんな言動が理由で、息子夫婦たちが離れていってしまったのです。

今から心をこめて謝って、もし許してもらえるなら、もう一度今までのように遊びに来てもらえるようにお願いしよう……。そう心に誓い……私は長男に電話をかけたのでした。

原案・ママスタコミュニティ　脚本・大島さくら　作画・よし田　編集・荻野実紀子

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