<俺も褒めて>旦那さんから「褒めて」と言われたらどうする?褒めるのは上から目線になる気が……
「旦那さんのステキなところはどこ?」ときかれたら、みなさんはすぐに思い浮かびますか? ママスタコミュニティに、旦那さんに「褒めてほしい」と言われ悩んでいるママから相談が寄せられました。
『息子にしょっちゅうダメ出しをする旦那と話し合ったとき、私が「男の子は褒めたほうが伸びるらしいよ」と言った。すると旦那から「俺も褒めてほしい」と。とっさに「うーん、思いつかない」って返したけれど、みなさんは旦那さんを褒めますか? 褒めるとしたら具体的にどんなこと?』
投稿者さんは「息子を褒めてほしい」と旦那さんに伝えたかったようですね。しかし旦那さんの口から出てきたのは思いもよらぬ言葉でした。旦那さんを褒めるところが思いつかないと悩む投稿者さんに、投稿を読んだママたちはどんなコメントを返したのでしょう。
旦那に褒めるところなんてありません!
はじめに紹介するのは、投稿者さんに共感し「旦那には褒めるところがない」と答えるママたちのコメントです。
『褒めるところなんてないのに、褒めなきゃいけない。面倒臭い旦那だよね』
『私も旦那に「褒めて」って言われるけれど、ホント褒めるところないわ〜』
『旦那はうちのこと何もしないし、私や息子の文句ばっかり。どうやったら褒められるのよ』
『褒めるというより話す気になれない』
「旦那さんの褒めるところが見つからない」との相談に、それが普通と答えるママたち。褒めるかどうかよりも夫婦の日常会話がほとんどない家庭も……。なかには旦那さんに向けたこんなコメントもありました。
『「お母さんに褒めてもらったら?」って旦那に言いたくなるね』
「褒める」という言葉は、立場が目上の人が目下の人に向かって使うという印象もあるようですね。そのため旦那さんを褒める役割は、妻ではなく旦那さんの親が適しているとの指摘。元々の会話は「息子を褒めてほしい」とママが持ちかけた親が子を褒める話ですから、これは旦那さんへの絶妙な切り返しだったかもしれないですね。
ママたちが実践している“褒め”ポイント
いっぽう「褒める」とコメントするママもいます。褒めるのが苦手なママの参考になるでしょうか。
ピンポイントで得意なことを褒める
『旦那は手先が器用。家電の修理なんかが得意。そういう場面で褒める』
旦那さんが「これは自分の得意分野」と意識していることをやってくれたときに褒める。ママにとっても、自分にできないことを率先してやってくれる旦那さんはありがたいですよね。
少々オーバーでもOK!
『めちゃくちゃ小さなことでもオーバーに褒めている。「すごーい!」「ありがとー!」って大げさに言うよ。得意げな顔でニヤニヤしているから、たぶん嬉しいと思う』
大げさに褒めたり、ちょっと冗談交じりに褒めたりしているとコメントするママも複数いました。多少嘘っぽくても、旦那さんが喜んでいるならOKですよね。
受け取る側次第なところも……
『褒めている自覚はなかった。けれど旦那から「洗濯物をたたんだり、ちょっとした家事をやると褒めてくれるね」と言われた』
こちらのママは、ほとんど無意識に褒めているようですね。しかし旦那さんのほうは褒め言葉を素直に受け取って、自身が家事をするモチベーションアップにしているのではないでしょうか。
ここぞというときに褒める
『私は褒めるのって照れ臭い。でも旦那が日常的に私のことを褒めてくれる。だから私も言葉にするようにしている』
自然と褒め言葉をかけてくれる旦那さん、ステキですね。そして自分も旦那さんに添わせようと心がけているママもステキですね。
『昨晩、いつもより疲れた顔で帰宅したから「いつも家族のために遅くまで働いてくれてありがとう。あなたがいるから私も子どもの安心して暮らせる」って声をかけたよ。子どもにはいつも「パパは朝早くから夜遅くまでお仕事しててすごいね」って話しているよ』
いつでも褒めるわけではなくても、ここぞというときにかける言葉。またお子さんにパパのすごいところを旦那さんのいないところで褒めて、家族みんなが旦那さんを尊敬する雰囲気を作っているとのコメントもありました。直接的な褒め言葉がなくても、きっと旦那さんにママの心遣いは伝わっていますね。
ひとくちに「褒める」といっても、旦那さんが嬉しいと感じる褒め方は人によって違います。それによってママの褒め方も違ってくるのではないでしょうか。もしかしたら投稿者さんの旦那さんは、普段の生活のなかで「ここ褒めてほしいんだけどな」と感じていることが具体的にあるのかもしれません。どんなことを褒めてほしいのか、改めて聞いてみるのも良さそうです。
褒めるというよりも……
「褒める」という言葉に「上から目線では?」とちょっと引っかかったママたちもいました。褒めるというよりも、感謝を伝えることを意識するママたちもいたので紹介したいと思います。
『私は褒めるとはちょっと違うかもしれないけれど。家事を手伝ってくれたり、料理してくれたりしたら「ありがとう」「助かる」「おいしいね」とか言うよ』
『褒めることはしない。でも「ありがとう」はいつも言っている』
『結婚するまでは言葉にするって、それほど大切なことだと思っていなかった。でも結婚生活が長くなるにつれ、言葉で伝え合うことの大切さがわかるようになってきた。うちは誕生日とかバレンタインとかに、カードで普段の気持ちを伝え合っているよ』
結婚してしばらく経つと、相手のステキなところや、やってもらって嬉しいことが当たり前になってしまうこともありますよね。そうするとどんな言葉を掛ければ良いのか、わからなくなってくることも。褒めるとは少し違うかもしれませんが、感謝や労りの言葉を「相手を思う言葉」として伝えてみてはいかがでしょうか。小さな言葉の積み重ねですが、長く一緒に暮らすには大切なことかもしれません。
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