<専業主婦の義姉から嫉妬され>実家での休養期間。家族の未来は【第4話まんが:義姉の気持ち】
前回からの続き。私の名前はサヤカ。6歳、4歳、2歳の子どもをもつ専業主婦です。夫は大企業勤務で高収入ですが、仕事漬けの毎日。私はずっとワンオペで孤独な育児をしてきました。
そんななか、子どもを保育園に預けながら産休を取り、新築の一戸建てで悠々と暮らしている、弟のお嫁さんのエミちゃんがとても羨ましくて……「あなたばっかりズルい!」と、妬み続けてきました。
結果的にエミちゃんや弟とトラブルとなり、私の夫にも今までの言動を知られてしまい……。われに返った私はエミちゃんに謝罪し、なんとか許してもらったのでした。
もうすべてに疲れ切ってしまった私は、子どもたちを連れて実家に帰省したのです。
ここまでトラブルを起こした私を、きっと夫は怒っているでしょう。お金を使い込んだ私は自業自得、夫には何も言えません。
子どもたちが寝静まった後、母とふたりで話します。母を前にすると自分の感情があふれてとまりません。
私「私が悪かったんだよね……夫が一生懸命稼いでくれたお金で生活しているんだから、家事育児くらいひとりで歯を食いしばってがんばらないといけなかったんだよね……。でも、どうしてもつらくて……そんなとき、エミちゃんがすごく輝いて見えて、羨ましくて……羨ましいって言葉を本人にぶつけてしまった」
母「エミちゃんにしたことはちゃんと反省しなきゃだめよ。私からもしっかり謝っておいたから」
私の母はエミちゃんの義母でもあります。
私「……ごめんなさい」
母「でも……ひとりでよく頑張ってきたわね。誰の手も借りずにたったひとりで3人の子どもを育てるなんて本当に大変なことよ。浪費してしまったり、エミちゃんにしたことはよくないけれど……あなたもつらかったと思うわ」
私の心情をそっと汲んでくれる母に、涙が出ました。
母「私がもっと手伝いに行ってあげられればいいんだけど」
私「ううん、そんな、ムリしないで。お母さんは自分の生活を大事にして」
わが家は不便な場所にあります。高齢の母を育児の手伝いのために車を走らせてもらって呼び出すなんて、私にはできません。
でもこのまま夫の待つ家に戻っても、また私が育児ストレスで精神的に参ってしまわないか不安です。
自分の今までの気持ち、そしてこれからどうしたいのか。夫との話し合いまでにちゃんと考えをまとめておこうと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・Ponko 編集・秋澄乃