<加齢を痛感>【後編】ママたちが「年を取ったなぁ」と感じる瞬間・いいこともあるよ編
前回からの続き。ふとした瞬間「私、年を取ったなぁ」と実感してしまう出来事が、みなさんにはありますか? 年齢の変化を感じるのは「からだ」だけではありません。見た目や考え方も少しずつ変化しているのではないでしょうか。
見た目がずいぶん変わりました
『白髪とほうれい線が増えた』
『白髪のために毎月美容院を予約している』
『ふと窓ガラスや鏡に映った自分がおばさんに見えたとき』
『からだ全体がたるんで見える』
『写真に写った自分を見たとき』
頭のなかにある自分の姿と、鏡に映った姿、写真に写された姿。それぞれ異なるように感じることがあるかもしれません。たとえばスマホでSNSを見ている最中に、誤ってスワイプしてしまいインカメラが作動してしまうと……。スマホに写り込んだ自身の顔に驚くこともあるかもしれません(笑)。
ファッションにも変化が
『若者ファッションが理解できない。トップスをインするあたりからついていけない』
『20代前半のころは見た目重視で選んでいた服も、今や機能性を重視するように』
『ピンク色が好きだったけれど、今は黒やグレーなど無難な色の服を選ぶようになった』
若い子が着れば「スポーティーなファッション」も、ママが着るとなぜか「部屋着」に見えてしまう……!? しかしファッションは自分の好きなものを着るときが1番ワクワクしますよね。自身の「好き」を貫くのもアリだと思います。
お肌の悩み
『顔のシミがすごい。マスクが外せない』
『肌がシワシワになったと実感』
『蚊に刺された跡がシミになった』
『知らないうちに首にイボができていた』
『化粧品を扱う仕事をしているんだけど、最近涙袋を描く商品が流行っているみたいで。私も試しに涙袋を描いてみたらクマにしか見えなくて笑った!』
お肌の悩みも年齢とともに変化。若かりしころはニキビに悩み、年齢を重ねるにつれシミやシワ……。年齢は関係なく、いつだって女性の肌に悩みはつきものなのかもしれませんね。
周りの人を見て感じる自分の年齢!
『姪っ子の成長。平成25年生まれなんだけれど、あっという間に小学生になった』
『「年金受給なんてまだまだ先」と思っていたけれど、よく考えたらあと10年で受け取れるわ』
子どものころ、親戚のおじさんから「あんなに小さかったのに、もうこんなに大きくなって!」という言葉を、お正月に毎年のように聞かされていた筆者。しかし今なら当時のおじさんの気持ちもわかる気がします。子どもの成長の早さたるや、恐ろしいものです!
あのころが懐かしい
『小さな子ども連れのママを見ると応援したくなる。買い物袋に商品詰めるの手伝いたくなる』
『駐車場でチャイルドシートから降ろされている赤ちゃんを見つけたときにキュンキュンした!』
自身が子育て真っ只中のころには、なかなか持てないゆとり。子どもが大きくなると、全力で子どものお世話をしていたころを思い出し、懐かしく微笑ましく感じるのかもしれませんね。
気がつけばみんな年下!
『オリンピックの選手や野球、サッカー選手など、テレビで活躍している人たちがみんな年下』
『子どもの小学校の教頭先生は私より年下だった』
子どものころ憧れのまなざしで見ていた職業の人たち。今となっては自身より年下ということが増えてきたのではないでしょうか。学校の教頭先生なんて、いつだって自分より年上なのが当たり前だと思っていたのですが……。
「かっこいい!」がいつの間にか……!?
『最近はジャニーズや俳優さんを見ても「かっこいい!」じゃなくて「かわいい!」という感情に変わってきてしまった』
『仕事でハタチくらいの子と一緒になると、子どもみたいに感じてかわいく感じちゃう』
『老眼とかそういうのではなくて、若いアイドルグループの人たちの見分けがつかない』
子どもを見ているような感覚になるのでしょうか。「かっこいい!」とドキドキする対象から「かわいい!」とほっこりした気持ちになるのは、母親目線なのかもしれませんね。
年齢を重ねたからこその変化
『嫌いな人たちの発言や行動に気を留めなくなった』
『20代のころなら噛みついていたであろう出来事も静観できるようになった』
『からだの調子がいいことに感謝して生きるようになった』
「人生」という経験値を積んだからこそ、たどり着くことができた心境でしょう。これまでの経験により視野が広がったり、物事の視点を変えられるようになったのだと思います。こうした心の変化が「大人のゆとり」に繋がるのではないでしょうか。
ママたちの加齢を感じる出来事を知ることができた今回のトピック。体力の衰えや肌トラブルといった悩ましい問題は、これからも起こってしまうかもしれません。しかし「年齢を重ねる」ということは決して悪いことばかりではないと筆者は感じます。これまでの人生経験が、若いころには得られなかった魅力を引き出してくれるかも。年を取ることがより楽しくなるように、日々を過ごしていきたいものですね!
【つぎ】の記事:<参観や保護者懇談で学校に行くと疲れてしまう>【前編】夕飯を作る元気もないママたち
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