「心拍が止まっています」初めての妊娠、からの流産。お医者さんの言葉が忘れられない【前編まんが】
今から6年前のこと。
思いがけない妊娠にビックリしましたが、時間が経つごとにジワジワと喜びがあふれてくるのを感じました。
お医者さんの「良かったですね」という言葉に違和感を覚えつつ診察室を後にしました。どうしてもその言葉の意味を飲み込めず、お腹の中を冷たい水が流れたような感覚になりました。
妊娠報告をしたときに、とても喜んでくれた母の笑顔がちらつきます。流産したことをどんな風に伝えよう。そう考えるだけで胸の奥がギュッと締め付けられるようでした。命の誕生までは喜ばしいことばかりでなく、こんな風に辛い経験をすることもあるのですね。身をもって知った命の尊さ。ずっと忘れることのできない貴重な体験です。
後編へ続く。
脚本・あおいろとまと 作画・わたなべこ 編集・Natsu
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