4歳差の子どもにリコーダーのお下がりはアリ?きょうだいならOK、口をつけるからNG……などさまざまな答えが!
子どもが学校で使うものは、ある程度あらかじめ買いそろえる必要があります。しかし上の子が卒業したあと、下の子が使えるものがあったなら、「お下がりでいいかな」とも思ってしまいますよね? ママスタコミュニティに投稿をくれたあるママも、お下がりを考えているようなのですが……。
『4歳差のきょうだいで、リコーダーのお下がりをしようと思っている。上の子で名前の刻印をしたけれど、名前シールを貼り直したら使える。下の子は全く嫌がってない。消毒はするよ。同じ人いますか?』
上の子が使わなくなったリコーダーを、下の子に使わせたいと考えている投稿者さん。幸いにも下の子は嫌がっていない様子なので、全く問題はなさそうですよね。しかしリコーダーは口をつけるもの、もしかしたら洋服などのお下がりとはちょっと感覚が違うこともあるのではないでしょうか? 他のママたちが「リコーダーのお下がり」についてどのように感じているのか、さっそく見ていきましょう!
リコーダーのお下がりは「あり」!
『今は苗字だけ印字もできるから、うちは使わせるよ。きょうだいだけれど、鍵盤ハーモニカだってお下がり。洗えばいいんだよ、他人じゃないんだから』
『うちはお下がりにした。子どものものにお金をかけるほうだけれどとても綺麗だったし、なにより下の子が上の子が使わなくなってから自分の物のように家で使ったりして、もう持っている気分でいたから』
投稿者さんの考えと同じく、上の子のリコーダーを下の子が使っている家庭もあるようですね。「身内なのだから洗って消毒をすれば問題ない」という考えも少なくありませんでした。なかには上の子が持ち帰ったリコーダーを、下の子がすでに家で使っている場合もあるとのこと。まだリコーダーを使ったことがない下の子からすれば、上の子が持っているリコーダーは親が思っている以上に魅力的なものなのかもしれませんね。家で何度も使っていて新しく欲しがることがないならば、それを使わせてしまうのも自然な流れになってくるのではないでしょうか?
リコーダーは新品を買う。その理由は?
口をつけるものだから
『口をつけるものは新品買う。鍵盤ハーモニカならホースを買えばいいけれど、リコーダーは嫌じゃない?』
『さすがに買うだろ。噛んだりして傷ついているし』
『リコーダーは買うかな。口をつけるところが交換できないし。ガリガリになっているから気持ち悪い』
リコーダーは口をつけるものなので、たとえきょうだいであっても衛生面が気になってくることもあるでしょう。それになかにはついつい噛んでしまっている子もいるのかもしれません。先端が傷ついて歯形がついてしまったリコーダーを使わせるより、新しいものを買ってあげたほうが……と考えて、お下がりにしない選択をするママもいるようです。
中学校や高校で使う場合があるから
『リコーダーは買う。名前が彫ってあるし、値段もそれほど高くはないから。小学校だけじゃなく、中学でも使う。うちの高校は、音楽を選択したら、高校でも使っている』
もしかしたら中学校に行っても、リコーダーを使う機会があるのかもしれません。もしそうなった場合、リコーダーがないときょうだいのうちどちらかが使えず困ることになります。筆者の子どもは小学生のときにソプラノリコーダー、中学生のときにアルトリコーダーを使っていたのですが、使わないと思っていた高校の学校祭でリコーダーを使う機会がありました。幸いソプラノリコーダーが家にあったので困らなかったのですが、「授業で使わなくても必要になることがあるのだな」と驚いたことがありましたよ。
上の子と下の子でデザインが違うから
『うちは7歳差のきょうだいで、上の子の鍵盤ハーモニカは下の子と同じデザインだったから、子どもがお下がりを使うと言って使った。でもリコーダーは上の子は焦げ茶色、下の子の学年は白だったから新しく買った』
同じようなリコーダーならばお下がりにしてもそれほど抵抗がないのかもしれませんが、なかには学年によってデザインや色が違ってしまうこともあるようです。他のみんなが同じ色なのに自分だけ違うとなると、きっと子どもも嫌な思いをしてしまいますね? そうならないため新調することになったとコメントしてくれたママもいました。
リコーダーはしなかったけれど、これならお下がりにして使ったよ!
『裁縫道具はお下がり。習字道具もお下がり。リコーダーは買い替えたよ』
『彫刻刀とかならアリだけれど、リコーダーはなしかな』
『体操着もサイズアウトしていくから、傷んでないものは下の子が着ている。1年しか使わないような物は、購入するときに「上のお子さんやお下がりがある方は購入しなくてけっこうです」と学校からプリントが配布される』
リコーダーはお下がりにしないながらも、他のものをお下がりとして使ったことのあるママは多くいました。裁縫セットや習字道具、彫刻刀など使う頻度が少ないものは、比較的きれいな状態で保たれており、お下がりにしやすいようてます。他にも「破れたり色あせたりしていない体操着をお下がりとして使った」と教えてくれたママもいました。筆者の娘も、近所の子から中学生の頃に夏の制服をもらったことがあります。予備で買っていたためほとんど着ていなかったようで、ほとんど新品のような状態でした。制服は買うとそれなりに金額がかかるので、とても助かった記憶があります。
実際に使ってみて、下の子が嫌だったら買うようにしては?
『家族で食器を共有しているのと同じじゃない? 別に汚いと思わない』
『うち、リコーダーは上の子のお下がり。何本もいらない。洗っているし問題ない。それぞれの価値観があるから、嫌な人がいるのも理解できる。下の子が嫌がったら買えばいい』
リコーダーを「口をつけるもの」と解釈するならば、家族で共有するカトラリーなどと同じく、共有しても問題がないと考えることもできそうです。しかしその一方で、「家族であっても口をつけるものを共有するのは……」という人の気持ちもわからなくありません。価値観は人それぞれなので、物持ち良く使えるならいいと考える人もいれば、衛生面に配慮していることを正しいとする人もいます。
ただ投稿者さんの場合、下のお子さんは下がりに抵抗を感じていないようなので、ひとまず使ってもらうのも良いではないかと筆者は感じます。今ある上のお子さんのリコーダーが役立つ場があるのならば、お子さんの希望どおり大切に使い、なにかあったとき臨機応変に対応していくのも決して悪くないことだと思いますよ。
文・こもも 編集・古川純奈
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