中学生が30万円の買い物!?自分で稼いだお金なら、許可すべき?貯金ではなく「稼いだ」お金で……?
高額な買い物をする際に、ドキドキすることはありませんか? 「買って後悔しないかな?」「一度にこんなにお金を使うのは気が引ける」などなど、じっくり考えた上で購入に至る人も多いでしょう。
お子さんの買い物について、相談するトピックがママスタコミュニティにありました。金額は30万円。ママである投稿者さんは「高すぎる!」と感じているのだとか。
子どもが自分のお金で買うのなら、何も文句はない
『わが家の中学生が、30万円のパソコン一式を買いたいそう。自分で稼いだお金ですが、高額なので「いいよ」と許可を出せないでいます。許すべきでしょうか?』
パソコンのなかにも、もっと安価な機種はあります。高性能のものが欲しいのでしょうが、30万円は中学生にとって(ママにとっても)なかなかの大金です。
しかし、これに対して寄せられたコメントは「許す」の声が圧倒的。なんといってもお子さん自身のお金ですからね。
『自分で稼いだお金なら、何も言わない。子どもが後悔したとしても、それも社会勉強のうち』
『子ども自身が貯めたお金なら、好きにさせる』
『自分で稼いだお金で購入するならアリ。だってそれが欲しくて努力したんでしょ? 偉いよ! むしろ褒めるよ、私なら』
条件付きで「許す」という声もありました。
『ゲームやSNSなどに熱中してトラブルになったり、日常生活や学業がおろそかになるなら、自分で買ったものでも「没収する」と約束させる』
『買う分には好きにすればよし。ただネット環境や家庭の電源を使わせてあげるのは別問題。「ただで家の電気とネット環境を使うつもりなら、ルール設定をします」でいいんじゃない? 「学校にいるべき時間はたとえ病欠中でも使わない」とか「朝7時から夜9時まで」とかね』
大事なのは節度です。中学生がスマホを購入するときのルールと同様に考えればよさそうです。
『パソコンは一度買えば終わりではないし、定期的に買い換えることになるよね。交換用のパーツやアクセサリを買ったりもある。その後も出費があっていいのなら、好きにさせたら?』
”自分で稼いだ”ってどういう意味?中学生でも働けるの?
パソコンを買うことに問題はないとしても、ママたちが引っかかった部分があります。それはお子さんが”自分で稼いだお金”という点です。
『中学生がどうやって稼いだの?』
『自分で稼いだ? お年玉やお小遣いを貯めたのではなくて?』
「家のお手伝いをすれば○○円」と、幼少期からコツコツ貯めてきたのでしょうか? それとも「高校生」と年齢を偽って、アルバイトでもしたのでしょうか?
投稿者さんの答えが、これです。
『株とか動画です』
なんと! たしかに動画投稿は中学生でもできますし、株式投資は原則的に学生でも未成年でも可能です。これにはみんな驚きました。
『自分で30万円を稼いだの? すごいね! これを「ダメ」なんて言って止めたら、お子さんが伸びなくなるよ』
『株や動画で稼いでいるなら、パソコンは最重要の商売道具だよね。商売道具をケチるのはよくないし、自分で稼いだお金で商売道具を買うのは当たり前』
『中学生が自分で稼いだお金でパソコンを買うなんて、すごいと思う。将来が楽しみ。反対する意味がわからない』
新たな疑問が湧いたママもいました。
『株や動画は許しているのに、30万円のパソコン買うのはいけないの?』
未成年者の株式投資には、口座開設などで親権者の同意が必要であることが一般的です。となると、投稿者さんか旦那さんがお子さんの株式投資を認めたということになりますよね。
多くのママにとっては30万円のパソコンの購入よりも株式投資や動画投稿の方がハードルが高いようです。
思い切って使ったお金が、未来へつながることもある
投稿者のお子さんは、ただやみくもに「30万円のパソコンが欲しい」と言っているわけではないようです。自分がやっていることをより突きつめるため、それを叶える道具が欲しいのです。
『株や動画ということは、すでにパソコンを使っていろいろやっているんだよね。その上でもっと性能のよいものが欲しくなった。費用も自分で用意した。それなら認めるかな。スポーツの道具でもエントリーモデルからプロ仕様のものまで、幅があるよね。それと同じで、そのパソコンに見合う腕(能力)があるならいいと思う』
『自分のために投資できるえらい子じゃん。将来が楽しみだね』
使ったお金が、その子の将来を開くことだってあり得ます。
『高校時代の同級生が必死にバイトをしてお金を貯めて、パソコン一式を買っていたよ。当時は100万円近くしたらしい。その子は今、結構有名なゲームを作っている会社のCEO。同級生のなかでは一番の出世頭だよ。高校時代は毎年留年スレスレだったのに。投稿者のお子さんは、将来何になるのかな?』
『うちの主人も同じ。中学3年生のときの社会科見学で動物愛護センターに行き、高齢だからもうすぐ処分されるという4匹の犬に出会った。そこでこれまで一度も使わずに貯めていたお年玉や入学祝い、お手伝いでコツコツ貯めた全額65万円を持ってきて、義母に「4匹を引き取りたい」と頼みこんだそう。そのお金で、庭に犬のためのエアコン付きの中古プレハブを建てたって(あとは当面のエサ代)。今は獣医になっています。私も子どもが真剣に何かを頼み込んできたら、お金がかかっても認めてあげようと思っている。将来どうなるかわからないから』
といった体験談を寄せてくれたママたちもいました。
こうしたコメントをもらった投稿者さんは、購入を許可することにしたそうです。この先お子さんは投資家になるのか人気YouTuberか、はたまたまったく違うものを見つけるのか? いずれにしてもしっかり自分の道を進んでくれそうです。将来が楽しみですね!
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