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<妊活のプレッシャー>「彼女の笑顔をみていたい」僕が一番大切なのは【第3話まんが:夫の気持ち】

前回からの続き。これは数年前の話だ。夜中に目が覚めると、横に寝ていたはずの妻がいない。「どこに行ったんだろう……」そう思ってリビングに向かうと、電気もつけずに暗闇の中で妻がソファに座っていた。
【完成版】393妊活のプレッシャーに押しつぶされそうです……③01

【完成版】393妊活のプレッシャーに押しつぶされそうです……③02
取り乱しながら、そこらへんにあるものを手当たり次第に投げる妻を押さえながら、抱きしめた……。
夫「……大丈夫だから」
妻「なんで――どうして……」
まるで赤子のように泣き叫ぶ妻を抱きしめながら、どうしてあげるべきか考え抜いた。

【完成版】393妊活のプレッシャーに押しつぶされそうです……③03
ベッドで眠っている妻の手を握りながら、出会ったときのことを思い出す。妻は仕事の取引先で事務をしていた。いつも眉間にしわをよせて、人のために懸命に働いていたんだ。次第に笑顔を見せてくれるようになり、「こんな風に笑うんだ」と嬉しくなったのを覚えている。いつも何かを背負って生きづらそうにしていた彼女を僕が笑顔にしてあげたい……そう思って結婚したはずなのに。果たして今の生活は、僕たちが望んでいたものなのだろうか……。妻の手を、より一層強く握りしめた。

【第4話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・Ponko 編集・秋澄乃

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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