わが子に「挨拶ができないとダメ!」と得意げに話すお友達。みんなはどう思う?
子どもを幼稚園や保育園などに送っていくと、他のママたちから挨拶をされることもよくありますよね? しかし子どもの性格によっては、挨拶を返すことができない場合もあるでしょう。そうすると、なんだか空気が悪くなったり、ちょっとした注意を受けてしまったりすることもあるようです。ママスタコミュニティにはあるママから、挨拶についてこんな投稿がありました。
『幼稚園の送りのときに会う子どものお友達のママが、毎朝挨拶をしてくれるんだけれど、うちの子は挨拶ができなくて……。そうしたら、お友達が「きちんと挨拶しないと駄目なんだよ。年長になれないよ」と言ってるのを見てすごくイラッときた。別に良くない? 駄目なの?』
投稿者さんのお子さんは、なかなか挨拶ができず、お友達から注意をされてしまったそうです。お友達から言われたお子さん自身はあまり気にしていなかったようですが、親である投稿者さんはなんだかイライラしてしまった様子。「まだ幼いから挨拶ができなくても仕方ない」という考えもできそうですが、他のママたちはどのように考えたのでしょうか?
投稿者さんのイライラも理解できる……共感するママたち
『挨拶はできるようになったほうがいいけれど、よその子に口出しされるいわれはないよねぇ』
『何様なんだよ、と思う』
『なんか想像できて笑う。意地悪そうに言うんだよね? そんな子は。親も「ウチの子は世話焼きだから」ぐらいで微笑ましく見ているんだろうね。言い方なんだよね。「年長さんになっておはようと言ってくれたら嬉しいなぁ、楽しみにしているね!」だったら違うと思うよ。挨拶できないことがいけないんじゃなく、「どうしたら挨拶してくれるかな?」と考えてくれる優しさがないんだよね。「いけないことをしてるんだよ」と、偉そうに言われたくないだけだよね?』
わが子と同じ歳の子からそのようなことを言われてしまうと、親として少しむっとしてしまう気持ちはわからなくもありません。「まだまだ年中だから仕方がない」と考えていたのであればなおさらのこと。それにママたちが言うように、言い方や態度にも少し気になってしまうところがあったのかもしれませんね。嫌味のように言われてしまったことで、余計に腹立たしく感じてしまった投稿者さんの気持ちを理解するコメントがいくつも届きました。
相手も子どもだよ。そのことを理解してあげよう
しかしその一方で、このようなコメントも少なくありませんでした。
『それを真に受けるあなたに問題あり。スルーしようよ。たかが幼稚園児が言った言葉でむきになっちゃって』
『子どもだから、恥ずかしくてあいさつできないのはわかる。でも相手も子ども』
『イライラしている投稿者さんの器が小さい』
投稿者さんは相手の子にイライラしてしまったようですが、相手はまだまだ子ども。もう少し冷静に考え、心を広くして受け止めてあげることもできたのではないでしょうか? 子どもは相手の気持ちにまで及ばなかったり、発言の意味を深く考えずに口に出してしまったりするものです。わが子の行動を「幼いから」と片付けれるのであれば、相手の子の言動も「幼いから」で片付けてあげれるとよかったのかもしれませんね。
その子に合わせることもできたのでは?
『「そうだよね、挨拶ができないとダメだよねー」と子どもに合わせることくらいできないの? 恥ずかしいくらい大人げないね』
『子どもと同じ土俵に立ってどうするのさ。子どもの言っていることなんだから「そうだよね~」と上手く流せばいいじゃん。まだ個人差の意味がわからないだけ』
また、「注意をされたときにとうまく合わせてあげればよかったのに」という意見もありました。自身が苛立たしさを感じたのであれば、もしかしたら相手によくない空気が伝わっていることもあるのかもしれません。もちろんわが子を責めたいがためでなくその場を繕うためですが、「その場の空気を読むこと」も大人だからこそできる対応になってくるのではないでしょうか?
挨拶ができないことを正当化するのは違う!厳しい意見も
『恥ずかしがりなのかもしれないけれど、それを正当化して「別によくない?」とは違う』
『年中だから別に良くない? 何を根拠に? 「恥ずかしがっていて」と親がフォローしているならまだしも、何? この開き直り』
もしかしたら自分の子どもが挨拶できないことを、年齢を理由に正当化しているところはありませんか? ママたちからはそんな厳しい意見もいくつかありました。相手は子どもですが、注意をされたことは真摯に受け止め、この先どうやって改善するか考えるいい機会にしてみるのもひとつの手だと思います。
挨拶は基本!今後のためにもこの機会に教えていこう
『年中だからでなくていいわけじゃなくて、できないならできるように教えてあげようよ』
人見知りや恥ずかしがり屋な子のなかには、挨拶を苦手としている子も多くいると思います。しかしそのような子は、幼稚園だけでなく小学生になってもいるでしょうし、他の年代になってもきっといのではないでしょうか? たしかに多少なり年齢は関係してくるのかもしれませんが、それを年齢だけで終わらせず、わかりやすく教えてあげるのも大切なことのように感じます。
きっと子どもの心情に寄り添ってあげることのできる投稿者さんなら、優しい教え方で学ばせてあげられるはず。幼いため少し時間はかかるのかもしれませんが、この機会にゆっくりと辛抱強く教えていくことで、子どもになにかしら変化がでてくるのかもしれません。「年中だから挨拶ができなくても仕方がない」ということではなく、挨拶できるよう親がリードしてあげることも、もしかしたら親子でいる時間の長い今だからこそできる、とても大事なことなのかもしれませんよ。
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