「ママ、ママ~」と甘えていた息子も中学生。思春期でスキンシップが減って寂しい
「いつまでも、幼い頃のままでいてほしい」。子どもの成長のあまりの早さに、ときどきそんな気持ちを抱くことはありませんか? 中学生くらいになると、「ママ、ママ~!」と甘えていたころが嘘のように感じますよね。
ママスタコミュニティに寄せられていた、中学生の男の子を持つママからの相談をご紹介します。
『中1の息子がいます。まだ、気まぐれに抱きついてきたり、膝枕することもあるけど、突然「あっち行って! 近くに来ないで!」みたいなことを言うようになって来ました。いずれは全く触らせてもらえなくなるのかな? さみしいです』
きっと、同じような気持ちで中学生になった息子さんの成長を見守っているママたちがたくさんいるのでしょう。この年頃の男の子を持つママたちからのコメントをまとめてみました。
子どもとは触れあえるうちに触れあっておく
「あっち行って! 近くに来ないで!」そう子どもから言われる日は、突然やってくるようです。思春期を迎えた子どもが、親からのボディタッチが疎ましいのはおかしくない反応と思っても、実際に言われる日がやってきたら落ち込みますよね。
『中2ぐらいから、何かの拍子に触れるだけで「ちょっと~」と言われるように……。「海外の人みたいにハグしよう~!」って言ったら、「無理」の一言で片付けられた。「ハグは挨拶みたいなもんだよ!」って言ったけど無理だって』
『中2くらいで反抗期がきて、今までみたいに頭とか触ろうもんなら殴られそうな勢い』
『母親との接触を拒否するようになるのは、大事な親離れの一種と聞いた』
『うちの息子達、私に触れてくることも、私が触れることもない』
『中3の息子に、「ハイタッチして!」と頼んでみたら、渋々してくれました。めちゃくちゃ嫌そうな顔でのハイタッチ……』
年頃でも、あまり変化がないという声も
同じ思春期前後でも、あまり変化がない子どももいます。親としては「その日はいつ来るの?」と覚悟はしているでしょうが、ずっとこのままが続くといいなとも思えそうです。
『息子は高1ですが、いまだに隣で一緒に寝てます』
『ドライヤーで髪を乾かしてあげてる』
『中2だけど、私の元気がなかったり、体調悪かったりするときには、学校に行くときに「行ってらっしゃい」って言うと握手してくれる。嬉しいんだよね』
『うちの高校生は頭ポンポンが好きらしい』
『高1の息子が肩叩きしてくれる。穏やかで優しい』
今すぐ取り入れたい“ハグ制度”
筆者は海外ドラマで、握手やハグが当たり前に身についているんだなぁと思うシーンをたくさん見ます。日本ではなかなか見慣れないかもしれませんが、意識的にハグを家庭に取り入れているという声が少なくありませんでした。
『中2息子がいるけど、中学生になってから私の中で勝手にハグ制度を取り入れました(笑)。面倒くさそうにハグしてくれるよ。やり過ぎは禁物だから月に1~2回だけど』
『中3、もう私より大きいけど寝起きにリビングに来たら普通にハグするよ』
『ハグ制度を取り入れていたら、大学から1年ぶりに帰ってきたときもしてくれたよ。結婚したらきっとなくなるよな……』
『大学生の息子だけど、今でも行ってらっしゃいのときに「気を付けてねー」ってハグするよ』
『小さいときから、行ってらっしゃいと、おやすみのハグを毎日していたからかな? 今、中2だけど毎日普通にしてくれる』
“ハグ制度”があったことで、思春期を超えて大学生になってもスキンシップがあるとの声もありました。小さいころからハグを習慣にしておくことで、思春期の子どもと親のスキンシップ拒否を回避できるのかもしれません。
思春期はまだまだというお子さんを持つママも、思春期を迎えようとするお子さんのママも、これはぜひ、試してみてください。
文・鈴木じゅん子 編集・しらたまよ イラスト・Ponko
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