【後編】「娘を上級に昇級させて」習い事の先生にゴリ押し!するとトラブルに発展してしまい……
学校の都合で夕方のレッスンに間に合わないので、「上級クラスに進級させてほしい」と先生にお願いしたのに、スルーされてしまいました。
私は安堵し、心の底から喜びました。 昇級試験は免除で「そのまま上級クラスへ入ってよい」とのことでした。 娘は聞いた瞬間は首をかしげていましたが、それでも喜んでくれました。
本当は心の奥底で思っていたのです。うちの子を差し置いて、年下の、しかもレッスン歴の浅いリナちゃんが昇級するのが悔しくて。レッスンの開始時間とは全く別のところで嫉妬して。何とかうちの子を昇級させてあげたくて…… 自分の心はなんて醜かったのでしょう。
それから娘は目の色を変えて、練習を頑張りました。 レッスンでは最後までフロアの片隅で練習。わからないところは何度も先生に確認し、必死でくらいついていきます。自宅でも時間があれば鏡の前で自主練。 娘のひたむきな情熱に感動しました。 この子は何て強いんだろう。何てまっすぐなんだろう。 それに比べて私は、何て浅はかだったんだろう……。
「娘を試験なしで、ごり押しで昇級させた」という罪はずっと背負い続けるつもりです。 でも、娘は……周囲から認めてもらえつつある。それだけでいいのです。 自分のしたことを深く反省しながら、キラキラ輝く娘を見守り続けて行こうと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・チル 編集・横内みか
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
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