【前編】共働きは旦那さんから大事にされてなくて可哀想!?働くママたちの本音とは
旦那さんだけが仕事をし、奥さんは家庭を支える家庭がほとんどだった時代もあったでしょう。しかし夫婦ともに働く「共働き」の世帯数が、旦那さんだけが働く世帯数を超えたのは1997年のことです。1997年以降も共働きの世帯数は増え続け、逆に旦那さんだけが働く世帯の数は減っています。この社会情勢のなかでママスタコミュニティに、共働きに関するあるトピックが上がりました。……これは議論を呼びそうです。
『共働きって、旦那さんから大事にされてないのかな? うちの旦那は、「働きたかったら働いてもいいけど、お金は俺が稼ぐから安心してね」って結婚前に言ってくれた。結婚して子どもが産まれてからも私は専業主婦で余裕で暮らせるぐらい稼いできてくれる。家事も育児もしてくれて、顔もカッコよくてスタイルも良くて、本当に自慢の旦那』
投稿者のママの家庭は、旦那さんだけが働いているのだそう。結婚前から「働かないでいい」と言ってくれて、経済的にも困っておらず、それでいて旦那さんは家事育児にも積極的なのだとか。
ここまではわかります。幸せな家庭ですよね。ただ続きがありました。
『だから共働きの人見たら可哀想だなーって思う。リアルでは口に出さないけど、内心そう思ってしまうわ。子どもも放置で、保育園任せ。それでいいのか? 旦那さん不甲斐なさすぎ』
自分の状況から投稿者のママは「共働きのママは可哀想」「不甲斐ない旦那さん」と言っているのです。投稿者のママのトピックを受けて、ママスタコミュニティには「専業主婦と兼業主婦のどちらか幸せか」の議論が巻き起こりました。
「専業主婦は幸せ」?賛否両論が
専業主婦のほうが幸せ
『独身や兼業を見るたび、いかに自分が楽して幸せを得ているかって実感を噛み締める。たぶん女全員が専業ならそんなふうには思わないよね。だからそういう存在が自分の幸せのスパイスになる』
『兼業ってお金も心も余裕なくて大変そう』
『お金に余裕があって習い事や旅行に行ける専業さん羨ましいよ。私はフルで毎日疲れて料理も適当。ゆったり料理をしたり時間もお金も余裕のある専業になりたかったよ』
『専業が幸せの象徴だと思う』
専業主婦のほうが幸せ、と考えるママたちのコメントです。専業主婦である自分とそうではない他人を比べて、わが身の幸せを実感する人もいれば、経済的にも時間的にも余裕がある専業主婦がうらやましい、というコメントもありました。「隣の花は赤い」とは、人のものがよくみえてうらやましいことを例えることわざです。その一方で「隣をみて自分の花の素晴らしさを実感する」人もいるのですね。
仕事をしているほうが幸せ
『むしろ専業のほうが大事にされてないんでしょうね。信用がないから家に置いておくし、自分は遊び放題。なにかあれば、専業だろ? って言われてなにも言い返せない立場。無職ってつらい』
『お金を持っている芸能人夫婦だって男が稼いでいても女も稼いで輝いているよね。そういう方が理想かも』
『私が旦那を大事に思っているから共働きなんだよ。楽しいことも苦しいことも2人で分けようって言って結婚したから。旦那だけに稼ぐ負担をかけない。私だけが家事の負担を背負わない。そういう夫婦もいるんですよー』
ジェネレーションギャップでは?
『ここの専業至上主義の人たちってどうせおばあちゃんでしょ? で、兼業派は若者。話が合うわけないじゃん』
『分かるわ。今の若い人は結婚しても当たり前に働くもんね。専業主婦推進している人は頭が固い。ジェネレーションギャップだよ』
「専業主婦と兼業主婦のどちらか幸せか」で考え方が異なるのは世代が違うからでは、とのコメントがありました。現在40代の筆者が小学生のころ、平成になるかならないかの時代には、確かに専業主婦の家庭が多かった気がします。
妻が仕事をすることに対するさまざまな考え方が寄せられました。「専業主婦と兼業主婦、どちらが幸せか」という問題は永遠に解決しないのかもしれません。ただここで、幸せな投稿者さんはなぜこのトピックを立てたのか、と疑問を呈したママがいました。
『本当に幸せな人は、ママスタにトピック立てて騒ぎ立てたりしないよ』
鋭い洞察、といえそうです。本当に投稿者さんは旦那さんから大事にされていて、今、幸せなのでしょうか?
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