新型コロナウイルス警戒下なのに義弟の結婚式に列席!?招待されたけど行きたくない!
新型コロナウイルスの感染拡大により、結婚式に影響が出た人は少なくないかもしれませんね。人生においての大切なイベントを延期やキャンセルしなくてはならないのは新郎新婦やその家族にとってつらいことでしょう。一方で自粛ムードが漂うなか、結婚式に招待されている側の人間はどのように考えているのでしょうか。
『義弟の結婚式があります。毎日感染者200人前後で、緊急事態宣言が出ている地域。結婚式延期の連絡が無いってことは決行するつもりなんだろうな。本当、迷惑。こっちは3歳と0歳4ヶ月の赤ちゃん連れ。黙って食事してマスク着用の結婚式なんて楽しいか? 写真撮るとき密になるでしょ? これでクラスターが起きたら一生に1度の思い出が台無しになるし、もし死人が出ても責任取れないでしょ? って言いたいけど嫁の立場で言えないわー。この状況で結婚式って非常識だよね? あー行きたくない!』
相談者さんは近々執り行われる義弟の結婚式に招待されているとのこと。披露宴では談笑はできないでしょうし、式自体もマスク着用のまま執り行われることが予想できます。万が一、結婚式会場で集団感染が起きた場合、相談者さんのみならず幼いお子さんたちにも危険が及びます。そのようなリスクがある結婚式に行きたくない! と心中で叫ぶ相談者さんに、ママスタコミュニティのママたちからはどのようなコメントが寄せられたのでしょうか。
この時期の結婚式に驚きの声
まずママたちから寄せられたのは結婚式を予定通り執り行うことについての疑問の声でした。
『えっこんなときに結婚式する人いるの?』
『今の時期に非常識すぎてヤバい。参加するの偉いね』
『非常識な義家族認定!』
『行かなくていいじゃん。旦那も行かせたくないけど、そこはもう任せるしかないかもね。自分と子どもは行かないよ。旦那は行くなら実家で2週間過ごしてもらうか自室隔離』
相談者さんと同様にママたちも全国的に新型コロナウイルスの感染症の拡大が見られるなかで結婚式を執り行うことに驚きと疑問を感じざるを得ないようです。延期を考えられないほど以前から計画されていた結婚式なのでしょうか。
『新型コロナウイルスが流行る前から結婚式の計画をしていたならまだわかる(それでも延期してほしいけど)。だけど入籍したのは2020年の11月くらいで、結婚式の招待状が届いたのはつい最近だよ!』
義弟夫婦が入籍したのは、国内で新型コロナウイルス感染症の拡大が始まってからのことで、さらに結婚式はつい最近計画されたようです。「夫婦になると決まったからには、早く結婚式を挙げたい」という気持ちも理解できなくもないですね。ですが相談者さんは赤ちゃんと3歳のお子さんを連れて列席しなくてはなりません。お子さんへの感染リスクを考えると欠席したいと思うのは無理もないのかもしれません。
相談者さんとお子さんは留守番でいいのでは
相談者さんの中では「結婚式に行きたくない!」と自分の意思が固まっているようですが、旦那さんはどのように考えているのでしょうか。
『「新型コロナウイルス感染症は怖いけど仕方ないよなー」って感じです。まぁ自分の弟の結婚式だし、参加したい気持ちはわかるけどね』
きょうだいの晴れ姿を見たいのは自然な感情ですよね。筆者もきょうだいの結婚式に列席した際、嬉しさから号泣した経験があります。しかしながら今は誰もが新型コロナウイルス感染症を警戒している時期。招待されたから列席する、と安直に考えるのは危険かもしれません。
『旦那だけ行かせる。この時期親戚が来なくても不思議に思わないし、なんなら0歳連れてるほうがよく来たねって私なら思う』
『本気で旦那だけ行かせなよ。そんな小さいお子さんもいるんだし、非常識すぎる。てかこんな時期に結婚式やるって本当バカだよね。なにかあったら一生恨まれちゃうのにね』
旦那さんだけ列席させては、との意見が寄せられました。感染症が流行っていない時期であっても、0歳児を大勢の人が集まる場に連れて行くのはためらうもの。お子さんを連れて行くことに不安を抱える相談者さんにママたちも賛同の様子です。まずは義家族に掛け合ってみないと話は進まないでしょうから、列席したくない旨を伝えてみてはいかがでしょうか。
『行かなきゃ行かないで肩身狭いんだよね。うちの旦那の姪が最近披露宴をしたんだけど、子ども小さいし私が喘息持ちだから旦那だけ出席したら「他の兄弟親戚は夫婦そろって出席したのに、嫁としての自覚が無い」ってネチネチ言われる』
コメントを寄せたママたちのなかには、新型コロナウイルス感染症を理由に義実家側の結婚式を欠席したことで不当な扱いを受けた人もいるようです。親族の祝いの席に来ないなんて……と新郎新婦の家族が憤る気持ちも理解できなくはないでしょう。とはいえ欠席する側にも明確な理由があるのですから、頭ごなしに否定されては悲しいですね。
お子さんを守る選択肢を
新型コロナウイルス感染症への警戒下に執り行われる結婚式。列席するか否かと悩む前に、優先順位を今一度整理して考えてみては、との声が寄せられました。
『肩身を自分で広げなさい。いい嫁キャンペーンやめて、孫の生命のリスク以上に大事なものですか? その見栄は? 基礎疾患持ちがどれだけ危険か……少しは祖母として孫を守るための自覚を持って頂きたい。それでも言ってきたら「小言を言われる筋合いありませんよ。子どもを守るためですから」とピシャッとシャットアウトして欲しい』
『相談者さんが断る勇気を持てば解決でしょ?』
『このご時世、小さい子どもを連れての参加は常識のある人から見たら非常識だと思います。内心はみんなわかっているはず。頑張れ』
相談者さんが結婚式への列席を迷う理由は、お子さんを新型コロナウイルス感染症感染リスクの高い場へ連れて行かなくてはならないことにあります。お子さんを感染させたくない、守りたいと思うのであれば列席を断ることが確実な選択肢のように思えます。義実家へ礼を尽くしてお断りをする必要があるかもしれませんが、わが子を守ることができるのであればその労力も微々たるもの。一度にたくさんのものは守れませんから、今は一番大事だと思う行動を相談者さんが選べばいいのではないでしょうか。
『延期からの延期は無理だろうし、やるのは仕方ないと思うから私なら身内だし責められないな。私は出席すると思う。嫌なら欠席するしかないのだから。相談者さんがしたいようにすればいいのでは?』
式の延期を考える新郎新婦の心中を察して、自分なら出席するだろうと話すママもいました。新型コロナウイルス感染症の拡大を避けるため、誰もが何かを我慢していることでしょう。だからこそ自分の価値観を押し付けたり、相手に無理強いしたりしない心構えが必要のように感じます。お子さんを守りたい相談者さん、息子の晴れ舞台を祝いたい義実家、どちらの思いも間違っているわけではありませんよね。だからこそ自分の言い分を包み隠さず伝えること、お互いの気持ちを思いやること。それが最善の方法を見出すために必要なことなのではないでしょうか。
参考:内閣官房ホームページ「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」
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