子ども時代の思い出の味!風邪のときに食べていた“風邪メシ”を教えて!
子どものころに食べていた“思い出の食べ物”はありますか? 母が作ってくれた餃子や休みの日の昼に父が作るラーメンなど、ご家庭それぞれ、思い出に残る食べ物があるのではないでしょうか。ママスタコミュニティには、ちょっと変わった“思い出の食べ物”について投稿が寄せられていましたよ。
子どものころ、風邪をひいたときによく食べていたものはなに?
体調がすぐれないときは「なにも食べたくない!」という人もなかにはいるでしょう。しかし親は「早く元気になってほしい」と願い、通常のメニューとは違う食事を準備してくれたのではないでしょうか。ママたちが子どもの頃に食べていた“風邪メシ”を教えてください!
温かいうどん
『風邪を引いたときの定番は鍋焼きうどんだったなぁ』
『母が作ったかきたまうどん』
『生姜がたっぷりのあんかけうどん』
風邪を引いて病院を受診すると「消化にいいものを食べましょう」と言われませんでしたか? 温かいうどんは消化にもよく、体の芯から温まりそうなメニューですね。
お粥や雑炊
『ただの塩味のお粥だったよ。これが風邪のときには美味しかったなぁ。かつお節とネギと卵の雑炊も美味しかった』
『風邪の定番は母が作ってくれたたまご粥』
『カツオ梅と一緒に食べたお粥。美味しかったな』
『長ネギと溶き卵が入った味噌雑炊。私の子どもにも風邪をひいたときに作ってあげているんだ』
うどん同様、消化によくやさしい味のお粥や雑炊。筆者の風邪メシも母が作る卵雑炊でした。炊いてあるご飯を、白だしベースで作った卵スープの中に入れて混ぜるだけの、とてもシンプルな食べ物でしたがすごく温まって美味しかったのを覚えています。
りんご
『すりおろしたりんごが好きだった! ちょっとだけニンジンも入っていたなぁ』
『私もすりおろしたりんごだったよ! 娘が風邪を引いたときにすってあげたら「普通のりんごよりすったほうが好き」と言われた』
『母がりんごをすって絞ってくれたジュース。今でも風邪を引くとりんごジュースが飲みたくなっちゃう』
『子どものころに高熱を出して学校を休んでいたときに飲んだ100%のりんごジュース。びっしょり汗をかいて少し熱が下がったころにすごく喉が渇いて。そのときに父が持ってきてくれた100%の透明なりんごジュースが美味しくて忘れられないの』
りんごは消化によいだけではなく、整腸作用もあるため下痢や便秘にもよいのだとか。筆者も風邪のときには皮ごとすりおろしたりんごをよく食べていましたよ。
アイスクリーム
『レディボーデンのバニラアイスが風邪の定番だったな』
『熱があるときや食欲がないときはハーゲンダッツだった』
『ハーゲンダッツのバニラアイス! 冷たくて口の中がスッキリするし、喉の痛みを冷たさで和らげてくれるような気がしてアイスが食べたくなるんだよね』
熱で体中がポカポカしてしまっている場合だと、冷たいアイスが心地よかったりしますよね。病人だとちょっとお値段お高めのアイスでもおねだりしやすいかも!?
桃の缶詰
『風邪を引くと必ず祖母が冷やした桃の缶詰をくれたよ。「風邪っぴきさんには桃の缶詰をどうぞ」と、桃を食べさせてくれた。風邪がよくなった頃には、その桃の缶詰のシロップとソーダ水を割ったものを作ってくれ「風邪っぴきさんが治ったからジュースをどうぞ」とソーダ割りを出される。私の父が子どものころから”風邪を引いたら桃の缶詰”が普通だったんだって』
『私は桃の缶詰を凍らせたやつを食べていたよ。つわりのときにもなぜか食べられました!』
アイス同様、風邪をひいてつらい体に、冷たくて甘い桃の缶詰は身に染みることでしょうね。
まだまだある!ママたちの思い出の風邪メシ
『食べ物ではないけれど、熱を出すとスポーツ飲料を飲んでいたよ。スポーツ飲料=熱のときの飲み物と感じてしまって、元気なときに飲むと具合が悪くなる(笑)』
『小学生のころ、体調不良で学校を休んだときはなぜか駄菓子のラムネをリクエストしていた。くちの中がスッキリするからかな? 自分の子どもの体調不良時にもなぜか買ってしまう』
『私、馬刺しだわ。今思えば体調悪いときに生もの食べたらダメだよね(笑)。でも食べると元気になったんだよなぁ』
『パイナップルゼリーをよく食べていたよ!』
『母が作ってくれたたまご酒。日本酒を煮きって作ってくれた。すごく酒くさいけれど、とっても美味しかったな! 湯呑くらいの量を飲み切るとポカポカして寝ちゃうんだけれど、起きたらスッキリしていたの』
風邪をひいたときにはなるべく消化がよいものを食べたほうがよいとは思いますが、風邪をひいてしまった本人が食べることができ、元気になれるのであれば普段通りの食事でもよいかもしれませんね!
父がつくるコッテリ風邪メシもまた、父の愛情
こちらのトピックを作ってくれた投稿者さんの風邪メシはこちら。
『父が作ってくれた、オイルサーディン(イワシの油漬け)とネギを牛脂で炒めたものをごはんの上に乗せ、仕上げにマヨネーズをかけたもの』
なかなかコッテリ系なお料理ですが、それゆえに強く印象に残っているのかもしれませんね。また「父が作ってくれた」という投稿者さん。お父さんとしては「食べれば治る! すぐにエネルギーになるものを!」と考えたのかもしれませんね。「どうにかして娘に早く栄養を与えたい」という父親の愛情とも言えそうですよ。
あなたの子どもの頃の風邪メシは何でしたか?
文・吉岡可奈 編集・Natsu イラスト・Ponko