立地?教育方針?ママたちの幼稚園選びの基準は
子どもを数年間通わせる幼稚園。幼稚園によって独自の特色を打ち出していたり、他の園とは違う教育方針を掲げていることも珍しくありません。そのため、何を基準に選んだらいいのか悩んでしまうママは多いでしょう。
『教育(知育)、体育、音楽、水泳、などいろいろやらせたいことはあるけれど、どれも全部は当然無理だし、調べてもどこの幼稚園でもある程度似たり寄ったり。どこを選べばいいんだろう。できれば給食があって知育をやっていて園庭が広い園がいいけど、なかなか難しいよね。どう決めた?』
家から近い幼稚園なら親の負担が少ない
『1番近かったから』
『家から近い』
『やっぱ近いとこ。園バスないところは雨の日に歩くのが大変だよ』
『災害を想定して距離が近いこと』
「家から最も近いところにある幼稚園」と、立地条件を1番に挙げるママがいました。近所にあることで幼稚園バスがない場合には送迎が楽だったり、緊急時のお迎えが安心だったりとさまざまなメリットがあるようです。家から近いことは親の負担軽減にも繋がります。
他にも、親の行事参加や給食の頻度といった点を重視したママもいます。
『親の負担がどこまで無理せずにできるかじゃないかな? 今は参加行事が少ないけど、お弁当とか指定の持ち物を作るとか送り迎え必須とか大変』
『家が近い、小学校同じ学区の子が多い、急な延長保育も対応してくれる、完全給食』
仕事や急な用事ができても当日の連絡で延長保育に対応してくれるかどうかも、重要視するポイントとして挙げているママがいました。
やっぱり先生たちの雰囲気や人柄が大事!
毎日子どもと接する先生たちの様子も確認しておきたいポイントですよね。先生だけでなく園長先生の雰囲気や人柄で、その幼稚園を魅力的に感じるという意見もありました。
『決め手となったのは先生たちの雰囲気』
『園長の人柄(先生や保護者や園児と近いか、いつも園にいるか)』
『幼稚園なんてどこも大差ない。家から通いやすく先生がしっかりしていれば良いのでは?』
子どもにとって初めての他人との共同生活となる幼稚園。社会性を身につけ、さまざまな経験をしてもらうべく、園の規模や施設が充実しているかをチェックしたというママもいました。
『マンモス園だから度胸がつくと思って入れた』
『施設が充実してた。園庭広くて、室内プールあってホールも広い』
1番は子どもに合うかどうか!
たとえば教育熱心な幼稚園は、活発で好奇心旺盛、または習い事などに親しんでいるお子さんならスムーズに園生活に馴染めるかもしれません。しかし、ゆったりと伸び伸び遊ぶことが好きなタイプなら少し窮屈に感じてしまう可能性もあります。一番のポイントとして「子どもに合うこと」を挙げているママは少なくありませんでした。
『子どもに合うかどうかが重要。しつけが厳しいのか大らかなのか、外遊び多いのか少ないのか、お受験組が多いのか少ないのかなどは違いが大きく出ると思う』
『プレで息子が1番楽しそうで、本人も「ここ!」って言ったとこかな』
『人数が多過ぎたり教育に力を入れたりしてないところ。子どもが伸び伸び遊べるのが一番』
『教育に力を入れている園もあったけど娘に合うか合わないかは月1の見学じゃ判断できなかったから無難なところにした』
親が「こういう教育をしてもらいたい」「こんな園に入れたい」とあれこれ希望を抱いていても、子ども本人が楽しく通園できなければ意味がありませんよね。最初から子ども自身が「ここに行きたい」と言えることは稀かもしれませんが、子どものタイプと幼稚園の特色を照らし合わせることで「子どもに合う」幼稚園のイメージ像は見つかるでしょう。幼稚園選びに悩んだら、今回のママたちのアドバイスを参考にしてみてはいかがでしょうか。
文・AKI 編集・横内みか イラスト・春野さくら
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