ボロボロだけど捨てられない!あなたの古くても最高のものを教えてください
みなさんの身近なもので、ふと気がつくともう何年も使っているものはありますか? それどころか数十年使っているものがあるという人もいるかもしれませんね。
『年季の入っているお気に入りのものを教えて!』
このママスタコミュニティへの投稿に、次々と“古き良きもの”が登場しています。なかには60年くらい前の年代物をコメントしてくれたママもいました。
安くて長持ち!値段では計れない馴染みのもの
はじめに紹介するのは、安かったけれど長持ちしてくれるもの。節約や家計のことを考えると、とても魅力的なことですよね。
『10年前、2000円もしないで買ったカーディガン。なぜかヘタれず。ずっと着ている』
『高校1年生から使っている500円くらいの定期入れと980円のペンケース』
『高校生のときに通学用のサブバッグとして500円もしないで買ったペラペラ素材のエコバッグ。洗濯機でガンガン洗っているのに30年近く使えているし、まだまだ保ちそう。赤のチェックがおばあちゃんぽくってカワイイ』
『20年前に買った枕。高さも硬さも合っていて、これ以上の枕には出会えていない』
『サニタリーショーツ。2枚だけ20年以上前から使っている。かなり伸びてきたしボロボロなんだけど、閉経も近いしこのまま最後まで使おうかなと思っている。でもこれを履いているときに事故とかに遭って、誰かに見られたら死ぬほど恥ずかしいかも……』
高いお金を出したわけでもなく、いつ捨ててもいいほど古くなっていても、なぜか捨てられない愛着のあるものってありますよね。
思い出がいっぱい!もう死ぬまで手放せないもの
『高校1年生のとき、テストを頑張ったご褒美に母が買ってくれたブランドの財布! すごい気に入って即決だった! かれこれ15年経って小銭入れのところに穴が空いてしまったけど、これからも使うつもり』
『高校の文化祭の景品で、余ったからもらって帰ったカバの抱き枕。穴が空いては手術として縫われ、ときどき開腹手術をして綿を全部取り替え、洗濯機で回されてボロボロ・ヨレヨレだけど、今でも一緒に寝ている。実家を出るときも結婚するときも一緒だった。ここまできたら死ぬまで持っているつもりです』
『28年前、小学校の卒業と同時に引っ越すことになり、同級生たちがお金を出し合ってプレゼントしてくれたリスの置物。色褪せてしまったけど、今も飾っている』
『小学校1年生のとき、サンタさんからもらった宝箱型のアクセサリーケース。もう25年以上経つけど大切に使っている』
『幼稚園のときに母が作ってくれた手提げカバンに、小学校のときに使っていた裁縫箱を入れている。だいたい30年くらいかな』
『3歳から大切にしているぬいぐるみ。たまに洗ったり、ほつれを縫ったりしてきた。他人から見ればゴミだけど私には大切な宝物』
子どものころの思い出がたくさん詰まったものは、絶対に捨てられない宝物。他人がどう思おうと関係ないのです。
世代を越えて受け継がれるもの
『祖母が使っていたオメガの時計。先日オーバーホールしてリザードの革ベルトをつけた。60年ほど前のアンティーク』
『祖母が使っていた裁縫道具。ピンクッションの中身は髪の毛〜』
『20年前のシルバニアファミリー。今は子どもが使っている』
『ウエストポーチ。20年もの。息子が使っている』
『幼稚園で使っていたハサミ、キティちゃんのランチョンマットとハンカチ。バービー人形一式。娘たちに受け継いだ。私は母と祖母からエルメスのバーキンとネックレスを受け継いだ』
『45年くらい前に私が使っていた幼児用のお皿。アライグマの絵がついている。子どもが小さかったころに使って、今は再び私のおやつ皿』
親や祖父母が使っていたものを受け継いだり、自分の子どもへ渡していけるものがあるって素敵ですね。古いものには使い手が代替わりするたびに、より馴染んでくる魅力があると思います。筆者も母が使っていた裁縫箱と鏡台を譲り受け使っていますが、そろそろ50年以上になるので金具などは鈍い色になってしまいました。それでもコメントを寄せてくれたママたちと同じく、ちょっと修理して使い続けています。
今は新しくて便利なものが溢れていて、新品に買い換えることも簡単にできます。またいらないものを処分している人もいるでしょう。でも「これだけは」と思うものがあるなら、古くても無理に捨てず使い続けることも大切なのではないでしょうか。みなさんの“年季の入ったお気に入りのもの”には、どんなものがありますか?
文・間宮陽子 編集・Natsu
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