他人にはゴミでも本人にとっては宝物!?片付かない義実家を綺麗にする方法
ママスタコミュニティにこのような相談がされました。
『義実家ってやたら物多くない? ゴミ屋敷一歩手前だよ』
共感する声もありましたが、じつは他人がゴミだと思うものは、当人やその家で暮らしている人にとってゴミではないのかもしれません。投稿者の相談でもある、親や祖父母世代が住んでいる実家はなぜ汚くなってしまうのかという疑問……。考えられる理由や解決方法がたくさんコメントされているのでご紹介していきたいと思います。
義実家が汚い理由
本当のゴミなどで義実家が汚いこともあるでしょうが、他人から見て“捨てられない使わない”物をゴミだと判断することもありますよね。まずは、なぜ義実家が汚いと思えてしまうのか、寄せられたコメントをご紹介します。
ため込み癖がある
『義父にため込み癖があって、使えなくなったテープレコーダーとか、もう使うことはないであろうカセットテープやビデオテープ、布団が十何組……。もはや変な虫の住処になってるし。そしたらひい祖父も溜め込みグセがあったらしい』
住んでいる人にため込み癖があるといらないものが溢れて困ってしまいますよね。ただ、当人にとっては「まだ使える物」「いつか使う物」なのでしょう。
付き合いが広いから
『義母は先生をやっているから、貰い物がとにかく多いみたい。実家は物がそんなに多くないから、あらゆるところに物がびっしりある義理実家に驚いた。お菓子やお花の数もすごい』
年を重ねると付き合いも広くなるもの。お歳暮やお祝いのお返しなど、使わないけど捨てるのもはばかられるという物が増えてしまっているのかもしれません。
引き継いでほしいから
『うちの義両親も捨てられないタイプ。全てが大事な物らしい。義祖母の着物なんかも着たこともないのに代々引き継いでいくとか言ってて義妹も「私が着るから!」とか言ってる。義両親亡くなったら結局私らで片付けないといけないと思うとゾッとするよ。いくらかかるんだろ』
購入したときに値の張ったものは、いつまでも高価だと信じたい気持ちも分かります。市場に詳しい嫁には着物は処分に困ってしまうものでも「お母さんが大切に着ていた物」だと思えば、家族は思い出補正が入って大切なものになるのでしょう。
思い出の品だから
『実家も物がありすぎる。私が子どもの頃のもまだそのままあるし、服も……』
『それだけ生活してる年月が長いんだよ。余所者からは見てゴミに見えても、住んでる義父母やそこで育った子ども(旦那やその兄弟)にしたら思い出の品。ってのもあるかもしれない。それを「ゴミ」と思うのはやっぱ余所者なんじゃないかな』
はじめて履いた靴、幼稚園の制服、子どもが母の日にくれた落書きなど、他人にはゴミに見えても家族には捨てられない宝物だという可能性もあります。
義実家を綺麗にする方法は?
義実家に住んでいる人の気持ちは分かっても、やはりお邪魔しなくてはならない身となってはどうにかしたいのが本音です。ママスタコミュニティにはアドバイスも寄せられているのでご紹介します。
旦那さんと一緒に片づける
『義母がデパート・ブランドの紙袋を沢山ためこんでた。主人と片付けたよ。物を大事にするのはいいけど使わないものは捨てなきゃね』
嫁が一人で片づけをするのは気が引けるという意見もありましたが、旦那さんと一緒であれば問題ないですね。片づけられない義実家の代わりに片づけてあげるのが得策です。
業者にお願いする
『義家の片付けで300万かかったよ。負の遺産』
ゴミが多すぎて自分の手ではどうにもならなそうなときは、片づけてくれる業者に頼むのも一つの手段です。寄せられたコメントの処分費用が高額で驚いてしましますね。
その家で過ごしていない嫁にとっては、捨てられないもので溢れた“ゴミ屋敷”でも、その家で暮らしている人たちにはかけがえのない“宝物”なのかもしれません。お互いの意見を尊重しながら住みやすい家づくりができるといいですね。
文・物江窓香 編集・横内みか
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