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先輩ママ教えて!子どもの自転車送迎、便利な物や気をつけることは?


子どもが幼稚園や保育園へ行く場合、園のバスを利用したり、歩いて行ったりとさまざまな方法があるでしょう。そのなかには自転車という選択肢もあります。しかし子どもと一緒の自転車に乗り慣れていない場合には、ちょっと心配になることも。あるママさんも子どもの自転車送迎に不安を抱えているようです。

『園児を自転車で送迎してるママはいる? 正直、大変? 慣れる? 悪天候の日はどうしているの? それとおすすめの自転車やグッズがあれば教えてください! 来年から自転車送迎になる予定です』

子どもを自転車で送迎するとなると、天気や安全などママが気をつけるポイントがいくつか出てきます。しかしこればかりは、実際に送迎をしてみないとわからないところも多いですよね。ママスタコミュニティには、自転車送迎を経験したことのあるママもたくさんいます。さっそくアドバイスを参考に、気をつけることや便利なものを考えてみましょう。まずは天気が悪い日、ママたちは自転車送迎をどうしていたのでしょうか。

天気が悪い日はみんなどうしている?

『自転車で5分くらい。前後ろに子どもを乗せて行っている。雨の日は車』

『片道4キロで20分くらいかかった。雨がひどいときや雪の日はバス』

『悪天候の日は風が強くなければ、自転車にカバーをかけてレインコートを着て行く。でも風が強いとレインコートの頭の部分が風で飛ぶ! そういうときは歩きかな』

『幼稚園まで1キロ。幼稚園に駐車場がないし、周りも住宅街で停めると苦情がくるので、車は絶対禁止。たから雨が降ったら歩いていた』

自転車送迎で不安なこととして、悪天候の場合を挙げるママは多いと思います。「雨の日はどうするのか……」、「自転車に乗らない場合どうしているのか……」、不安はつきないですよね。寄せられたコメントを見ると、雨の日は自転車に乗らないママが多いようです。しかし小雨程度であれば、レインコートを着て自転車で行くママも。その際には風の強さにも気をつけた方がいいとのことです。天候は安全に関わるので、送迎時にはこまめにチェックしておきたいですね。また自転車に乗らない日には歩きやタクシー、車やバスを利用することになるでしょう。車の場合には駐車できる場所の確認、バスの場合には時刻表の確認を事前にしておくと、急に利用する場合にもママは余裕をもてそうですね。

自転車送迎で、あってよかったアイテムは?

電動アシスト自転車

『電動アシスト自転車はおすすめだよ! 坂がないからいらないと聞くけれど、漕ぎ始めの力がいらないから、一旦停止や角できちんと止まるようになるよ。漕ぐのが面倒だから出会い頭や一旦停止のところも止まらずにゆっくり進む人がいるでしょ? あれがなくなった』

『電動アシスト自転車は、子どもを1人乗せる予定だったから車輪が大きいタイプにしたけれど、安定性がイマイチで風にあおられて倒れたりした。車輪の小さなタイプの方が安定性がいいかもしれない』

電動モーターが搭載されている電動アシスト自転車。ペダルを漕ぐ力が補助されているので、子どもを乗せる場合にも役立ちそうですね。実際に使っているママからは、漕ぎ出すときの負担が少ないため、無理な運転を減らせるといった意見も。また同じ電動自転車でも安定性が違ってくることもあるようなので、もし検討する場合には自分に合うか試してから決めるといいですね。

雨の日や寒い日の対策グッズ

『多少高くても質の良いレインコート、膝下まである長靴!』

『子どもを乗せるシート部分に取りつけるカバーは必須。雨だけでなく、冬の寒さにも有効』

『冬場は膝掛け必須で、膝掛けクリップがあるといいよ!』

多少の雨でも自転車送迎をするならば、レインコートは必須ですね。このレインコート、筆者自身も経験があるのですが、安価なものは素材が薄くすぐに破れてしまうことも。そのため多少高い値段であっても、しっかりとした素材の方が破れず、結果的にコスパはよくなります。またチャイルドシートカバーを使っているママからは、シートをすっぽりと覆うことができるため、雨だけでなく冬の寒さ対策になるとの意見も。同じく寒さ対策として、膝掛けクリップも便利なようです。このように自転車送迎の際の便利グッズは、目的ごとに調べると、まだまだたくさん出てきそうですね。

後部確認するための自転車用のミラー

『欲しいなと思っているのは、サイドミラー。後ろが確認しづらい』

自転車に乗りながら後ろを確認する場合、振り向いて確認しなければなりません。そうするとバランスを崩すなど、子どもを乗せた状態では危険なことになります。そこで自転車につけておきたいのが自転車用のバックミラー。これがあれば振り向かずに後ろを確認できるので、安全面で自転車送迎に役立ちそうです。

子どもの振動の負担軽減、チャイルドシート用クッション

『チャイルドシートにクッションしてあげるといいかも』

自転車の振動が子どものシートに伝わると、子どものお尻が痛くなってしまうこともあります。その振動を和らげるために、クッションを敷いてあげるといいようですね。クッションは振動対策だけではなく、冬の寒さ対策にもなります。シートのみの状態では冷たさがお尻に伝わってしまいますが、クッションがあることで防げることもあるでしょう。

ヘルメットと保険も大切!

道路交通法第63条の11では、児童又は幼児を保護する責任のある者は、自転車に乗車させるときに、乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならないとあります。この場合の児童とは6歳以上13歳未満の者、幼児とは6歳未満の者をいいます。こちらでは「努める」とありますが、自治体によっては条例で義務化している場合も。どちらにせよで子どもの安全を考えると、ヘルメットは着用させた方がママとしても安心できそうですね。同じように自転車保険への加入を義務化する自治体も、年々増えつつあります。まずは自分の自治体や幼稚園で義務化されているのかを確認し、もし義務でなかったとしても、万が一のことを考えてあらかじめ保険に入っておいてもいいのかもしれませんね。

負担と不安を軽減する工夫をながらも、楽しい自転車ライフを!

『雨の日はグレーチング(網の目のようになっている側溝部分のカバー)やマンホールの上をなるべく通らない方がいいよ。私は曲がり角でグレーチングの上を通って転倒した』

自転車送迎に不安をもっているママさん。電動アシスト自転車はもちろんのこと、雨や寒さの対策アイテム、安全や振動の対策など、自転車を快適に乗るためにできることはたくさんあるようです。自転車送迎を始める前に、どのようなものがあるのか見ておくのもいいですね。

またお助けグッズである程度の負担は解決できるのかもしれませんが、転倒や事故など便利グッズで補えない不安もきっとあることでしょう。雨で濡れたマンホールなどの金属の上は、自転車では滑りやすいようです。ハンドルを切るなどバランスが崩れやすいときには要注意ですね。バランスというところでは、筆者が子どもを自転車に乗せているときに、子どもが眠くなってしまったことがありました。信号待ちで自転車が止まったときに気付いたのですが、思いもかけない落下の可能性も出てくるので、本当にヒヤリとします。それ以来子どもを乗せるときには、お話をしたり子ども自身に歌わせるなど、眠らせない工夫をしました。このように危険はさまざまなところであるものです。しかし前もってその危険がわかっていれば、ママとしても対策を取りやすいですよね。子どもやママの安全をしっかりと確保しながら、楽しい送迎にしていきましょう。

文・こもも 編集・古川純奈 イラスト・んぎまむ

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