【後編】ひきこもりの息子の「絶縁宣言」親としてどう対応したらよいのか
中学から不登校になり、ひきこもっている高校3年生の息子。
親子関係がうまくいかないなか、ある日ちょっとしたことで言い合いになり、息子は「家族と絶縁し、家を出ていく」と言ったのです。
その晩、夫に息子との話をしました。
夫の言葉がぐっと心に刺さりました。
思っていたより早いけれど、親離れ子離れの時期が来たのかもしれません。
息子が小さいときには、息子との関係がこんな風になってしまうなんて思いもしませんでした。
「どこかで育て方を間違ったのか? 自分の何がいけなかったのか? がむしゃらに働いていたけど、もっと一緒にいてあげた方がよかったのか?」
何度も自問して後悔もしました。
息子が出ていくと言ったとき、一所懸命子育てしてきたことを全否定されてしまった気にさえなりました。
しかし、夫の言葉で「息子を手放す勇気を持とう、息子に責任を持たせて成長することに期待してみたい」と思いました。
子育てに終わりはないとも聞きます。つくづく、息子は私を成長させるために私のもとに生まれてきたではないかと感じます。
息子は久しぶりに学校に行き、先生に一人暮らしでかかる費用など聞いたみたいで、その額にビックリしたと夫に漏らしたそうです。
息子には自分でお金を貯めて、一度家を出てもらおうと思っています。
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・ちょもす
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