戦う男の子が発する謎のことば「ドゥクシ！」もしかして敵が見えているの？
男の子が戦いごっこを始めると、まるで本物の敵がいるように必死になって戦っていることはありませんか？ 敵に撃たれたり、傷つきながらも立ち上がったりして、壮絶なバトルが展開している様子……でもママには敵が見えない。そんな経験があるかもしれません。ママスタコミュニティに男の子のママから
『うちの息子は毎日のように見えない敵と戦っている。「ドゥクシ！」「やられたー」「うおー」って。みなさんのうちはどうですか？』
と投稿があり、多くの男の子ママから「うちも！」「戦っている真っ最中！」と見えない敵と戦う男子の目撃情報が寄せられました。
男の子に代々受け継がれる謎の言葉「ドゥクシ！」
『やってたやってた。勝ったり負けたり、彼なりにバリエーションがあったみたい。もちろん擬音は、ドゥクシ！』
『ドゥクシ！ 懐かしい。いつも戦ってたわ。「ママもやって！」って参戦させられてた』
『手のピストルで毎日撃たれているよ。ドゥクシ！ 可愛いよね〜』
『ドゥクシは中2だけど、いまだに言っているよ。うちだけじゃなくて安心した』
『中3。ドゥクシはまだ言っている……。コメントだけ読むと変な奴っぽいけど、わりと友達同士でも言ってる』
『見えない敵と戦うときに代々受け継がれている謎の「ドゥクシ」。小5の息子もムシャクシャしたらとりあえず戦って発散。「ドゥクシ！ うぉ！ ……クッソ〜……うおりゃぁーーー！！！」（しばらくの静寂……）「発散させて帰って参りました！ さっきは……すいやせんでしたー！」がルーチン。そろそろ卒業するか？ と思ったけど結構大きくなっても続くんだね』
戦いかたは違ってもなぜか共通する「ドゥクシ！」。この不思議な擬音語は、見えない敵と戦う男の子に、長年にわたり愛され続けているようですね。
小さくても本気で見えない敵と戦う男の子。気分は戦隊ヒーロー？
見えない敵と戦う男の子は、何才くらいから戦い始めるのでしょうか。
『2才の息子もやられたり、攻撃したり、1人で見えない敵と戦っている。最後は敵に勝ってキメのポーズしてる！』
『息子は3人とも戦っている。今は3男の3才児がトレーニングか？ と思うくらい毎日パンチを連打している』
『小1。自宅にいるときはいつも背中にオモチャの刀を背負って生活している』
『10才くらいまでは戦っていた。可愛かった。手作りの刀がよく転がっていた』
『効果音がうますぎて感動する。負けるときもあれば、仲間を救って自分が倒れるときもある。みんなで協力しながら圧勝するパターンもあるよね。「ハー、ハー、ハー……」って息が荒くなって敵が手強いっていうアピールもするよ』
男の子はおそらく「ものごころがついたころ」から、見えない敵と戦っているのでしょう。そして高校生の男の子から衝撃の証言が……。
見えない敵というけれど、敵が見えないのはママだけ！？
『うちの息子、小学校低学年まで見えない敵と戦っていた。今はもう高校生になったから「あれって敵が見えてたの？」って聞いてみた。そしたら「ハッキリ見えてたよ。なんなら技を出すときには炎や光も、完全に見えてるからね」って言ってた。本人には敵が見えてるらしいよ』
ママは「見えない敵と戦っている」と思っていましたが、敵が見えないのはママだけだったとか！？ 男の子には敵が完全に見えているそうです。そしてママには見えない敵と戦う男の子を育てながら、「ある日ママは悟った」とのコメントも寄せられました。
『全国の男の子が見えない敵や見えない妖怪と戦っているから、日本は平和なんだと思うことにした』
もしかしたら男の子は、日本の平和のために戦ってくれているのかもしれませんね。全国の男の子ママさん、温かい目で戦う男の子を見守りましょう。それにしてもママには見えない敵と戦う男の子は、いくつになっても可愛いですね！
文・間宮陽子 編集・Natsu イラスト・Ponko
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