【ダメパパ図鑑48人目】「昼間何してたの?」ワンオペ育児の私に旦那が心ない言葉をかける理由は
うちの旦那は仕事が忙しく、帰宅時間はいつも遅く、休みも月に6日ほどです。そんなわけで専業主婦の私は、ほぼ毎日ワンオペ育児をしています。日中は娘の後追いがひどく、私が立ち上がった瞬間に大泣きし、おんぶしながら家事をする日々です。我が家のキッチンはとても狭く、おんぶしながらの料理は危ないので、娘が寝てから片付けをしたり、離乳食を作ったりしています。
なんでやってもいない人にこんなこと言われなきゃいけないの! 暗に私の要領の悪さを責められている気になり、怒りが込み上げました。
しかし……。
あとでマッサージチェアに座っていた旦那の、疲れがほぐれるような表情を思い出し、気づきました。「旦那だって家族のために遅くまで仕事して疲れているんだ……」と。ただよく考えたら、旦那が仕事の何に疲れているのかは、知りません。
私も疲れていて気持ちに余裕がなかったけれど、結局不満を旦那にぶつけてしまっただけ。仕事の大変さが旦那にしかわからないのと同じで、家事育児の大変さも私にしかわからないのだと気づきました。「昼間何してたの?」と旦那が言うのは、育児の状況がわかっていないから。なら日中私たちがどんな様子なのか、なぜこの時間に離乳食を作らざるを得ないのか、知ってもらおうじゃない!
そこで、しばらくして落ち着いたときに2人で話をしました。
話をしたら、旦那はちゃんとわかってくれました。旦那は「できるだけのことはしたい」と思ってくれているようで、いろいろと挑戦してくれることになりました。
レトルトの離乳食は娘が嫌がってなかなか食べてくれないので手作りしていたのですが、パパが食べさせてくれたら娘はレトルトに慣れてくれるかな……? 旦那と娘は一緒に過ごす時間が少ない分、お互い慣れるまでには時間がかかるかもしれませんが、少しずつでも慣れてもらおうと思います。
今まで私は家事も育児も旦那にお願いしたことはなく、忙しい旦那を気遣う一方で結果的に不満ばかりを溜めていました。はじめての育児で、自分自身の家事や育児に完璧を求めすぎていた反省もあります。旦那に頼ったり、レトルトの離乳食に頼ったりと、もう少し肩の力を抜いて気持ちに余裕を持って子育てできるようになりたいです。
原案・ママスタコミュニティ 作画・チル