たくさんの認可外保育園を見学して思ったこと
保育園には「認可保育園」や「認可外保育園」などいくつか種類があります。
私の地域では認可外保育園を第1希望にするご家庭はあまりなく、認可保育園に落ちて、認可外保育園へ行く……というケースが多いように見受けられます。
認可保育園は、国の基準を満たす園ですので、どこもあまり大きな差はありませんでした。
それに対して、運営がそれぞれの園に任されている認可外保育園は、どこも本当に個性的!
例えば……
認可外保育園の月額保育料はどこも似たり寄ったりでした。あくまで私の周りの話ではありますが、0歳児で1か月8万円前後、というケースが多かったです。年齢が上がるにつれて少しずつ割安になっていきます。
そして、入園基準は本当に様々でした。
認可保育園は「保育に欠ける理由」が点数化されて、その合計点が高い家庭から入園が決まって行きます。それに対して認可外保育園は、その園が独自の方法で合否を決めていました。
ある園は、入園一時金を払えば4月に入園が必ず確約されました。入園一時金は、入園しない場合でも返金されません。このパターンの園はそこそこ多くて、入園一時金が1万のところもあれば、4万のところもあり、金額はまちまちでした。
かたや「毎月の月謝の半額を払っていれば、枠をずっとキープしておくよ、いつでも好きな時に入れるよ」という園もありました。
保育園のイベントに参加してくれた人から優先入園させる、という噂がある園もありました。(あくまでも噂なので、真実はわかりませんが……)
本音を言えば……。
その後……我が子は運よく認可保育園に入ることができました。
ですが、いろいろな保育方針がある事を教えてくれ、そして、いち早く1月の時点で「預け先が決まった」という大きな安心感をくれた認可外保育園に、心から感謝しています。
脚本・大島さくら 作画・おんたま