運動神経と足の速さは関係ある?子どもの運動能力を高めるために必要なこととは
子どもの運動神経について、あるママから投稿がありました。
『運動神経が鈍いけれど、リレーだけは速いとかあるのかな。幼児で運動神経と足の速さは関係ある? ない?』
駆け足の速さと運動神経の関係について、ママスタコミュニティのママたちはどう考えているのでしょうか。
駆け足は速いけれど他は苦手という子も少なくない
『うちは今5歳で、足は速いけれど鉄棒とか縄跳びは苦手。体の使い方をいまいちわかっていない。サッカーを習っているけれど、ドリブルはクラブの中で1番うまいけれど動きが鈍い』
『うちの子は小さい頃から足は速くて、女の子なのに幼稚園でもぶっちぎりで1番だった。でも運動神経は良くなくて、鉄棒も縄跳びも普通くらいだったし、普段の動きは鈍臭いよ。活発な性格だけれど。得意なのは走るのだけ』
『球技はダメだけれど、足だけは速い子は結構いるよね』
寄せられたコメントを見ると、駆け足が速くても鉄棒や縄跳びなどが苦手な子どもは少なくないようです。またサッカーなどの球技においても、足の速さと運動能力は関係しないとの意見もありました。
上にきょうだいがいると足が速いこともある
『上に兄や姉がいると速い』
『年中で1番速い子は、4月生まれだしお兄ちゃんがいる』
上にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる子は、駆け足が速くなるケースがあるようです。きょうだいで一緒に遊んでいる中で、体力がつくこともあるのかもしれません。
向き不向きがあるのでは?
『うちの次男、小さいときから足は速いけれど、体操とか水泳は苦手。走るだけならいいんだけれどね……。不器用なんだと思う。逆に長男はただ走るだけは苦手だけれど、なぜかハードル走は速いし。野球も上手いから意外。運動と言ってもいろいろあるから、向き不向きなんじゃないかな』
子どもの運動能力に関しては、その子の向き不向きがあるのでは? との指摘がありました。その子に向いているスポーツをさせれば能力が伸び、向いていないスポーツなら苦手意識を持ってしまうこともあるのでしょう。子どもの好みによっても、能力が向上するかどうか違ってくるかもしれませんね。
子どもの運動能力は6歳までに決まる。適切な運動を心がけてみて
子どもの運動能力と駆け足の速さについて、ママたちからはいろいろな意見が寄せられました。足が早くても鉄棒や縄跳び、球技が苦手な子も少なくないことから、運動神経がいいから足が速いというわけではないのかもしれません。もちろん個人差や子どもの向き不向きもあるでしょうから、子どもにあったスポーツをさせると能力を発揮する可能性がありますね。
スポーツ庁のwebマガジンであるデポルターレによると、6歳までに大人の約8割の神経機能が発達するといわれているそうです。実際に入学前に外遊びをしていた頻度が高い子どもほど、体力テストの合計点が高くなっていることからも、幼少期の運動が体力や運動機能に関係することがわかります。
また幼児期の運動のポイントとして、以下の点が挙げられています。
・楽しく運動すること
・1日60分以上運動すること
・いろいろな運動を取り入れるようにすること
もし幼児期のお子さんがいるならば、これらの点を意識して運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。小学校以降の運動能力や運動習慣に、良い影響を与えることができるかもしれませんよ。
文・こもも 編集・しのむ イラスト・Ponko
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