子どもの眠りが浅いのはどうにもならない?ママができることとは
夜にぐっすり眠る赤ちゃんもいれば、数時間おきに起きてしまう赤ちゃんもいますよね。ママ友の話を聞いてみても、子どもが幼いうちは睡眠パターンはさまざまなのではないでしょうか。しかし我が子がなかなかぐっすり眠らないとなると、どうしても「自分に何か至らない点があるのではないか?」と不安になってしまうママさんもいることでしょう。あるママさんも子どもの眠りが浅く、生活している上で何がいけないのだろうと悩んでいます。
『子どもの眠りが浅いのってどうにもならないのかな? うちの4歳の娘、赤ちゃんのときから「断乳したら朝まで寝るよ」、「2歳くらいになったら朝まで寝るよ」、「幼稚園に入ったら朝まで寝るよ」とか言われてきたけど、まだ朝まで寝たことがない。水を飲んだり、トイレに行ったり、私に甘えたり……。そのせいか寝起きもすごく悪くて起こすのに30分くらいかかる。
昨夜は21:00就寝。23:00に「こっち来て~」と呼ばれて、行くと私に「腕枕してくれ」と。1:00に裁縫している私のところに「ママ何しているの?」と起きてきたから一緒に寝た。4:30に下の子の泣き声で起きて水を飲んだ。一度寝たら赤ちゃんが泣いていても気付かない、朝までグッスリ……とか信じられない。
平日は7:30に起こしはじめて8:00に起床。幼稚園の後は習い事か公園に行って17:00過ぎに帰宅。17:30お風呂、18:30夕飯、20:00ベッド、20:30から21:00の間に就寝。カーテンを開けて寝ているから朝は日の光は浴びているけれど、夕方になったら部屋を暗くしてテレビは点けないとかみんなはしているの?』
寝かしつけても夜中に何度も起きてしまうお子さん。朝もなかなか起きることができず、ママさんは大変な思いをしているのですね。なるべく規則正しい生活をさせるよう心がけているようですが、何か良い方法はあるのでしょうか? このコメントに、先輩ママさんたちからたくさんのアドバイスが届いているのでご紹介します。
子どもの眠りが浅いとつらい思いをするのはママさん
『分かる。いま4歳息子に起こされたところ。毎日寝付くのが遅いし夜中に起きるしつらい』
子どもが夜中に何度も目覚めてしまうと、付き合わされるママさんがつらい思いをしますよね。寝かしつけの後に家事をしよう、自分の時間を取ろうと思っていてもかなわず、悩んでしまうこともあるでしょう。子どものお世話や仕事があれば日中寝るわけにいかず、ママさんは睡眠不足の身体で頑張ることになります。「子どもが夜に長時間ぐっすり眠ってくれたら……!」と願うばかりです。
ママが一緒に寝ていない不安で起きてしまうのかも?
子どもが起きてしまうのは「ママが一緒に寝ていないことで不安になってしまうのかも」と推測してくれた先輩ママさんもいました。
『一緒に寝てあげてみたら? うちも4歳と6歳だけど、ママがそばにいないと起きてきちゃうよ』
『うちもそんな感じだったけれど、ずっとそばで寝るようにしたら起きなくなったよ。「起きたらママがいなくなっているかも」って不安があったらしく、眠りの浅いときに手足頭をセンサーにしてチェックしていた。安定してからは寝かしつけと寝起きだけそばにいれば起きないなー』
『赤ちゃんや子どもは、寝ている間も親がそばにいるか確認するために、数時間置きに目を開けるって聞いたことがあるよ。目を開けたときに親がいればまたすぐ安心して寝るんだけれど、いないと泣く』
『子どもが寝ているうちにやりたいことがあるのは分かるけれど、一緒に寝てあげないと何度も起きるよ。なんとなく存在を探しているし、触れたり体温を感じたりで安心感を得ないとダメ』
筆者の子どもも、私がそばを離れた瞬間すぐに起きます。それを何度も繰り返していくうちに私も子どもの隣を離れるのが億劫になり、一緒に眠ることに。そうすると、安心したのか少しずつ一人で眠れる時間が増えていきました。まずは「眠っていてもママが隣に居てくれる」と安心させることが大切なのかもしれませんね。
子どもの体質や性格が原因だと考えるママさんも
『お疲れさま! うちは2歳だけれど、同じく朝までぐっすりなんて数えるほどしかない(笑)。音に敏感なのか、私の咳払いとか、ちょっとしたことで起きちゃうから神経を使う……。体質なのかね?』
『うちも同じ、上の子の眠りが浅い。もう高校生だけれど、体質かと思っている』
すぐに起きてしまうのは、体質や性格の問題ではないかと考える人もいました。少しの音にも敏感に気づいてしまう、眠りの浅い時間が多くて目覚めやすいなど、お子さん特有のなにかしらの理由があるのかもしれません。子どもがぐっすり眠れないような原因があるならば、ママさんが静かに眠れる環境を整えてあげるなど、取り除いてあげる工夫をしてみてはいかがでしょうか。
睡眠障害かも?心配ならば受診する方法も
睡眠時間が他の子どもより短かったり、夜中に何度も起きてしまったりすることで「睡眠障害」を連想したママさんもいました。
『睡眠障害で受診するか迷い中』
『受診してみたらいいよ。相談するだけでも気持ちが落ち着くと思う』
ママさんたちが挙げてくれた「睡眠障害」は子どもにもみられる睡眠の病気だそうです。さまざまな症状がありますが、なかでも夜間に眠れない「不眠症」では、寝床に入るのを嫌がったり寝床に入っても寝つかないような状態が約1~3割の乳幼児にみられるそう。幼児期(3~6歳)の睡眠時間は、子どもによっても違うでしょうがおおよそ10~11時間とされています。もし睡眠時間が極端に少なかったり、充分に眠れていないような様子があって心配な場合は、専門家に相談してみると安心できるかもしれません。
夜中に何度も目覚めてしまうお子さんに苦労しているママさんは少なくないようです。ママさんがそばで一緒に寝てあげたり、静かな環境を作ってあげたりすることでお子さんがぐっすり眠れるようになるといいですね。睡眠の病気の診断には専門的な診察や検査が必要な場合もありますので、もし受診を希望される場合はまずはお子さんのかかりつけの先生に相談の上、必要に応じて専門の医師や医療機関を紹介してもらいましょう。
文・物江窓香 編集・井伊テレ子 イラスト・カヲルーン
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