学童を卒業したら習い事へ行かせるのは普通のこと?子どもの預け先として習い事を選んだママはいますか?
小学生を持つママは仕事をしている間、子どもを預かってくれる学童保育を利用することもあるでしょう。しかしなかには利用できる学年が何年生までと決まっている場合もありますね。あるママは子どもが学童保育を卒業する学年になったため、パートの勤務時間を変更して対応しようとしました。その際にパート先の上司からこんな言葉をかけられたそうです。
『来月で学童が終わるのですが、パート先に時間の変更を希望した際、「学童代わりに習い事へ行かせないの? そういう人たくさんいるけど?」と言われました。
預け先として習い事をさせるという考えがなかったのですが、それって普通なんでしょうか?』
子どもが学校から帰ったときに家にいられるようにと、パートの時間を短くする希望を出したママ。しかしパート先の上司からは、それとなく「子どもに習い事でもさせれば、わざわざ勤務時間を変更しなくても良いのに」と言われてしまい……。学童代わりに習い事をさせることがあるのかと質問したママに対し、どんなコメントが集まったのでしょうか?
学童代わりに習い事をしている子はいる?
子どもが学童保育を卒業したら、習い事に行かせて預け先を確保している人が多い、という上司の意見。「それって普通なんでしょうか?」との問いには、多くのママが「普通かどうかは言い切れない」と答えました。しかし親が不在の放課後に習い事をさせているママはたくさんいて、実質的に預け先代わりになっているケースも珍しくないそうです。
『わりといるねー。そのつもりがなくても習い事してたら自然とそうなることもあるし』
『普通かどうかは分からないけど、そういう人はたくさんいるよ』
『普通かどうかは分からないけどいるよね。学校にワゴン車が迎えに来てるよ』
『おかしいことではないよ。うちも学童やめて習い事へ行かせてる。一人で家においておくよりいいかなって感じ』
ひとりで習い事へ行けるか心配……どんな方法がある?
質問したママはたとえ習い事をさせたとしても、子どもが誰もいない家に帰宅することや、習い事に出掛けるまで家族と全く顔を合わせないことが心配のようです。ママの仕事中にひとりで習い事へ向かう子どもは、どのように出かけていくのでしょう。コメントには下校してそのまま習い事の場所へ向かっている、家のそばから送迎バスに乗っているといった具体例があげられていました。
『スイミングで働いてる。学校にプールのセットを持参して、下校時間の校門前でスイミングの送迎バスに乗って来る子は何人かいるよ。帰りは自宅辺りでバスを降りる。帰宅は18時半~19時とか。そこまで珍しいことではない感じ』
『小3で学童を辞めて、代わりに週2でスイミングへ。理由は送迎バスが家のそばから出てたから。お陰で、かなり泳げるようになったし、丈夫になったよ。小5からはスイミングの頻度を下げてその代わりに塾へ』
『結構いるよー。うちの学校は隣に学研があるから。学研の用意も学校に持ち込みOKで、家にも寄らずそのまま行ってるらしいよ。他の習い事してる子も、自分で家の鍵を開けて用意して行ってるらしい。帰ってくる頃に親が家に帰っている感じだね』
放課後の居場所代わりの習い事も
実際に学童保育のように子どもが放課後に毎日行けたり、長時間過ごせたりする習い事もあるようです。なかには教室のスタッフが学校まで送迎に来て連れて行ってくれるという声も。学童を卒業しても安全な居場所が確保できるならば、仕事をしたいママたちは安心できますね。
『うちは英語のスクールに週6日、16:30-19:00までだよ』
『都心ですが、そういうお子さん結構いますよ。英語にしても体操にしても、お教室の人が幼稚園や学校にお迎えに来てくれます。子どもは下校時になると送迎のお姉さんお兄さんについて車に乗車し、おけいこ場に出向きます。終了すると、自宅近くまで送ってくれるお教室もあれば、ご父兄がお迎えに来るところもあります』
また子どもの居場所として習い事のほかに「塾」を挙げてくれたママも。授業を受ける時間以外にも、子どもが自習室を利用することで長時間過ごしていたというコメントがありました。
『塾とかだと授業前や授業後も自習室があるし、そこで宿題やったりできるので結構いたと思うよ。自習室は授業がない日も利用できるしね』
『習い事か塾か迷って、うちは塾にした。授業がない日は自習室で学校と塾の宿題をしてたよ。勉強の習慣がついて良かった』
『新3年生の子どもが来年度は学童入れなかったから、夏休みは塾の夏期講習に行かせる予定だよ。さすがに夏休み全部は仕事を休めないもん。夏期講習、祖父母宅、私と旦那が休みを取る、で乗り切る予定』
他人の言葉は気にしない!就業時間も預け先もママが決めること
コメントにもあったように、習い事をさせることで放課後の子どもの居場所を確保している人は多いのかもしれませんね。しかし今回のケースでは、パート先の上司から家庭のことに口を出されたように感じ、違和感をおぼえたママもいたようです。
『まぁ普通にいるけど、それを会社から言われる筋合いはないよね』
『たくさんいるよ~。うちも週2はそのパターン。でもそれは周りの親の考え方であって、それを職場が言ってくることには違和感を感じてしまう。その家庭にあった方法でいいと思う』
『予定通り、パート時間を変更したらいい』
子どもの放課後の過ごし方もママの働き方も、それぞれの家庭が考えて決めることでしょう。ママスタコミュニティに集まったママたちはパート先の上司の言葉はあまり気にせず、自分が予定していたとおり勤務時間の変更を希望すれば良いと励ましてくれました。
学童保育を卒業した後は、きっとお子さんの放課後の過ごし方も変わるでしょう。もしかしたら習い事に興味を持って始めたいと言い出すこともあるかもしれません。そのときにはまた親子であらためて検討してみてはいかがでしょうか。上司の発言は、個々の家庭の事情をそれほど深く考えたものではないはず。あくまでも軽い雑談のひとつとして聞いておけば良いと思いますよ。
文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ
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