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妊婦で帰省を避けたいのに押しの強い義母。角が立たない断り方は?

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年末年始などの長期休みには、実家や義実家に帰省するママも多いと思います。しかし出産が間近なママは、遠くへの移動はなるべく慎重に考えたいもの。ママスタには、38週を迎える妊娠中のママがこんな投稿をしています。

『毎年、年末年始は旦那実家(片道2時間半~3時間)に帰省しています。ただ今年は、年末には妊娠38週になるので帰らないつもりでいました。ですが「帰ってこい」と言われて困ってます。
「もし破水したら怖いから~」など言っても「絶対産まれないから大丈夫!」と。
「もし産気づいてもこの辺で産めばいいよ!」と言われる始末でどうしたものか……。
旦那はシカトしてればいいと頼りにならず、角が立たない断り方が浮かばず相談にきました』

断っても「大丈夫!」と言われてしまった投稿者さん。押しが強い義実家に困りながらも、なるべく角が立たないような断り方を探っているようです。どんな対応をするべきか、先輩ママたちのアドバイスが寄せられています。

医師から止められているというのが効果的?

まずはかかりつけの医師から止められているといって断るママたちが多いようです。医師が言えば「仕方ない」という流れになりそうですね。

『絶対やめておきな! 何が起こるかわからない』

『医者に長距離移動はしないように言われてるって言う』

『私だったら、医者に止められたと言って行かない!』

『医師に反対されてるから帰れませんと言ったら?』

ただ、投稿者さんの義父母はそれでも引き下がらなかったと言います。

『それも言ったんですが「医者なんてそう言うに決まってるから気にするな!」と言われてしまいました』

かなり押しの強い義実家のようですね……。

早く生まれることはあります

実際に予定日よりも早めに生まれることがあるのは、ママなら聞いたことのある方も多いでしょう。36週をすぎれば、いつ赤ちゃんが生まれてもおかしくない状況。実際に、予定日より早めに生まれたという経験のあるママの声も届いています。

『やめときなよ。私の友達は臨月じゃなかったけれど、妊娠24週で長距離の旅行中に破水して、受け入れてくれる産科がなくて救急車の中で出産したんだよ。いきなり産気づいても対応してくれる病院とかないよ!』

『私は38週ちょうどで産んだよ。
飛び込みで産ませてくれる病院なんてほとんど無いよ。たらい回しにされてお腹の子もあなたも命の危険に晒されるよ。
産まれる前からそんな無茶なこと言ってくるんだから、今のうちに牽制した方がいいよ。シカトなんかよりしっかり断る方がいい』

『私は1人目38週、2人目37週で生まれたよ。
妊娠後期になると、近所のスーパーに行くだけでも心配だったけどな』

『私、初産で37週で出産になったよ。
絶対なんてない。
予定日はあくまでも目安』

『私、1人目38週で産んだよ
2人目、3人目は37週だし
怖いよ。絶対行かない』

万一かかりつけの産婦人科から遠い場所で出産することになったとしたら、受け入れてくれる病院が必ずあるとは限りませんね。また、受け入れてくれたとしても、病院にはカルテがないのでどんな処置が必要かを把握するのに時間を要してしまいます。この対応の遅れが、ママだけでなく子どもにも影響を及ぼす可能性も考えたら、義実家には強い気持ちで断る必要がありそうです。

参考:国立成育医療研究センター 出産の際に知っておきたいこと

旦那さんにしっかり断ってもらう

義実家と良い関係を築きたい投稿者さんは、なるべく角が立たないような断り方をしたいと言います。ただ義実家の押しが強く、強引に希望を通されそうなときは、やはり旦那さんに頼りたいですね。

『私も38週で産んだけど、遠出でしかも泊まりなんてありえないわ。
しつこく言われるなら旦那からきっぱり断ってもらいなよ』

『先生にダメって言われたでいいよ。
旦那に強くそう言ってもらう。
安静にしなきゃいけないと』

『旦那しっかりしてよね』

『最悪旦那だけ行かせる』

旦那さんにはっきり両親に言ってもらうことにするのが良さそうです。それでもどうしても来るように言われた際には、旦那さんだけ義実家に帰省してもらうことも手ですね。

母親として一番守りたいものはなに?

ママたちの声の中には、これから母親になる投稿者さんへ、今何を守るべきかを問うような指摘もありました。

『ありえないにも程がある。
命に関わることなのに、きちんと断れないあなたも母親としてどうかと思うよ。
赤ちゃんと自分の命よりも、角を立てないことのほうが大事ですか?』

『私も子どもたちも振り回されて、もちろん良い嫁は止めました。
何を言っても無茶な言葉を返されるだけ、ひたすら「出産が近いので」と繰り返しで良いです。ただ、来られることもあります。そのときも最低限のおもてなしで、分からないようなら、最後にはっきり「休みたいので帰ってください」と言って良いです。自信を持って』

結婚してから付き合いの始まる義実家とは、価値観の違いがあることはもちろん、意見の食い違いも起こりがちでしょう。お互いに近づく努力は必要かもしれませんが、今回はわが子の命にも関わること。押しの強さにひるまず、母として何を守るべきか、何を一番大切にすべきか考えると、最善策が見えてくるかもしれません。

文・山内ウェンディ 編集・井伊テレ子

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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