ママ友に「うちの子と関わらないよう子どもに伝えて」と言われたら、どう返す?
人間関係はとても難しいものがありますよね。大人になれば友達になりたい人を自分で見つけることができますが、子どもが小さいうちは子ども同士の気が合っても親同士の気が合わなかったり、家庭の価値観などが違ったりで、つい、子どもの交友関係に口を出してしまう親御さんもいらっしゃることでしょう。ある投稿者さんは、ママ友にいきなりこんなことを言われたのだそうです。
『ママ友に「申し訳ないんだけれど、あまりうちの子に関わらないように、あなたの子どもに言ってもらえる?」と言われた。みんなだったら子どもにどう説明する?』
子どもの年齢や、なぜママ友がそんなことを突然言ってきたのかなど詳細は語られていません。それ以前に何かトラブルでもあったのでしょうか? ママスタコミュニティには、「自分だったらこうする!」というママさんたちの励ましの声やアドバイスが寄せられています。
何かあったのか相手ママと自分の子どもに聞いて判断をする
『何かあったのか自分の子どもとママ友に聞いてみたら? 自分の子に非があれば、子ども連れて謝りに行くべきだし、それでも相手が今後も投稿者さんのお子さんと関わりたくない様子なら、残念だけれど、〇〇君(お相手のお子さん)とは関わらないように」と子どもに言い聞かせるとか。相手に原因がありそうなら、やっぱり関わらないように子どもに言い聞かせるし、今後一切、関わらないというのは? 私ならそうする』
『詳しく話を聞かないとなんとも言えないけれど……。自分の子どもが何かしでかしていて親子で謝りに行くレベルから、相手がただの“モンペ”なだけというレベルまであるよね』
もしも、そのママ友から何の説明もなく、投稿者さんも思い当たることがないのであれば、まずはママ友に「なぜ関わってはいけないのか」と詳細を聞いてから今後について判断するべきという考え方ですね。
実は自分の子どもが悪いことをしていたというのなら、子どもにはきちんと“いけないこと”を諭したうえで、相手に謝罪の気持ちを伝えたほうがいいでしょう。反対に、もしも投稿者さんが自分の子どもは悪くないと判断できるとしても、なぜママ友がそう言ってきたのかを聞いてみるべきかもしれません。気づかぬうちに相手にいやな思いをさせてしまっている可能性がゼロとも限りませんし、また、こちらには非がないことがはっきりとわかってかえってスッキリできるかもしれません。こういった、どちらが悪いのか、何があったのかというモヤモヤが続くのは、あまり気持ちのいいものではないはずですものね。
理由がどうあれそのままを子どもには言わない、子どもの交友関係は子どもに決めさせたい
『子どもには何も言わない。で、そのママ友には、「そちらのお子さんにもうちの子と関わらないようにお話しくださいまいしたか?お子さんは何て?」と問いかけてみる』
『「それは子どもが決めることですから」と言う』
『子どもにも子どもなりの意思があって、親が彼らの交友関係を支配するべきではないと思っているし、一方的に言われたままに従う必要はない! ただ、相手がそう言ってきた原因がわが子にあるならば、改善に動くかな』
子どもの交友関係は子どもたちが築き上げるものなので、親の口出しは無用であると考えるママさんたちもいるようです。
実は子どもの間には何もなく、ママ友の勘違いや思い込み、あるいはまったく別の理由からくる逆恨みなどで今回のような発言に至ってしまったということもあるかもしれません。理由をたずねる前からママ友に言われるがままに自分の子どもの交友関係に口出しをしてしまうことで、子どもが傷つくなんてことは避けなければいけません。子ども同士のケンカが発端だとしても、案外本人たちは既にケロッとしているなんてこともあります。
もちろん子どもたちが仲たがいに至るトラブルを抱えているようなら、何らかの配慮が必要となることもあるでしょう。いずれにしても、子どものためには今後どんな対応をとればいいか、まずはママ友に詳細を聞いてみるのがよさそうです。
文・物江窓香 編集・blackcat