子どもがはやり目(流行性角結膜炎)になったら園や学校は休まないといけないの?外遊びはできる?
子どもが目を手でゴシゴシとすると、親としては「何か目にゴミや菌が入ったのでは……?」と心配になりますね。
目がかゆくなる病気のひとつに結膜炎があります。結膜炎の中でも非常に感染力が強いのが「流行性角結膜炎」、はやり目と呼ばれることもある病気です。子どもが「流行性角結膜炎」に罹ったとき、ママたちはどのような対応をしているのでしょうか。
園や学校はどれくらい休んだ?子どもが流行性角結膜炎(はやり目)に罹ったら
国立感染症研究所によると、流行性角結膜炎はアデノウイルスの一種が原因となって起こるとのことです。
目のむくみや充血、まぶたの腫れ、目やにといったことが主な症状です。耳あたりのリンパ腺が腫れる、目の異物感や目の痛みが生じることもあるそうです。
治療については、特効薬はなく自然回復を待つことになります。補助的に、炎症を抑える目薬や細菌感染を予防する目薬が処方されることもあります。
またママスタコミュニティのママたちは子どもが流行性角結膜炎にかかると、医師の指示にしたがって園や学校を休ませていました。
『私は休ませました! 治るまで保育園行けず。病院で登園許可書を書いてもらわなきゃいけなくて大変だった』
『うちの子も1歳8ヶ月くらいの時、園に入れていて結膜炎になりました。途中入園して1ヶ月たった頃で、正直休ませたくなかった(やっと慣れてきた頃だったから)けど、医師に園は休ませるように言われました。インフルエンザとかみたいに伝染するものだから、休ませないといけない病気だ! って。で2週間ちょい休ませましたよ。医師に許可もらってから行かせました』
流行性角結膜炎は学校感染法で定められた「学校感染症」のひとつで、他人に感染させるおそれがなくなるまで登園・登校はしてはいけないことになっています。病院を受診して流行性角結膜炎と診断されたら、そのお医者さんから「登園・登校してよい」という許可が出るまでは、自宅で様子を見ることになります。
流行性角結膜炎で休んでいる間の外遊びについては……?
『はやり目ってさ外遊びもあかんの? ダメだよねやっぱり』
園を休んでいるといってもそこは子どもです。熱などがない場合は家の外で遊びたくなることもあるでしょう。しかしママたちからは「NO!」という答えが返ってきました。
『やめてやめて! 感染力半端ないんだよ』
『あかんやろ! おとなしく家にいさせて!』
『すごい感染力だよ。うち見事に家族全員移った』
『外に出られなくて大変だけど、頑張ってやり過ごしてね!』
流行性角結膜炎の人が目を触り手を洗わないまま遊具などに触れてしまうと、その部分を触れた人に感染するおそれがあります。子どもを家で長期間おとなしくさせるのは、ママにとっても骨の折れることかもしれませんが、感染を広げないために外出は控えてくださいね。
家庭でできる、流行性角結膜炎の感染予防は?
流行性角結膜炎の感染を予防するためには、手を流水や石けんなどで洗い清潔にすること、感染者との接触を避けることが挙げられます。
どの感染症の予防も基本は手洗いなのですね。日頃から手洗いなどの習慣を子どもに付けさせておきたいですね。
文・しのむ 編集・しらたまよ
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