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SEIKIN:第4回目「弟のHIKAKINとは仲良し。ケンカしてもHIKAKINが折れてくれる」

毎年10月19日は“イクメンの日”。10(トウサン)19(イクジ)の語呂合わせにちなんで、日本記念日協会に認定されています。そして毎年10月半ば頃に開催される「イクメン オブ ザ イヤー」では、その年に育児を楽しみ、頑張ったパパたちが部門別に表彰されます。「イクメン オブ ザ イヤー 2019 イクメン動画クリエイター部門」は、2018年7月に第1子が誕生したばかりの、動画クリエイターのSEIKINさんが受賞しました。

子どもたちに大人気のSEIKINさん。動画クリエイターになったきっかけは、実の弟であるHIKAKINさんが活躍していたからだといいます。子どもの頃からずっと仲良しで、ケンカをした記憶もほとんどないという2人の関係について、詳しくお話を伺いました。兄弟が仲良しでいる秘訣とは……?

2人の意見が対立したら折れるのはHIKAKIN?

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――弟のHIKAKINさんとケンカをしたことがないと聞きましたが、本当ですか?
SEIKIN:はい、弟とはほとんどケンカをしたことがないです。
時々イラッとはしますけど(笑)。ぶつかることはないです。それは僕の奥さんとの関係とも同じで、それぞれ意見がありますけど、どっちかが折れるんですよ。

――兄弟どちらが折れるんですか?
SEIKIN:意外とHIKAKINのほうが折れることが多いかも(笑)。というのも、いま弟に強く言えるのは僕くらいなんですよ。だからこそ「違うだろ」というふうに、兄として正すことはあります。やっぱりHIKAKINは弟なので、自己中心的なところなど、次男っぽいところがあるんですよ。と言いつつ、僕のほうが曲がらないことも多いので、弟が合わせてくれていますよ(笑)。

昔のHIKAKINは大雑把。今は仕事に一切の妥協はしない

――子どもの頃はどのような関係だったんですか?
SEIKIN:幼少期から仲は良くて、その関係性は今も変わってないと思います。ただ弟は、昔はだらしなかったんですけど、今は完璧主義になってきました。弟は仕事になると「テロップが2ミリずれている」「音が何デシベル(音の強さを表す単位)大きい」という、本当に細かいところまで気にします。僕もそうですが(笑)。

ただ、動画を見てくれる視聴者に届けるからという理由が大前提としてあります。「とにかく良いものを届けたい」という思いから、どんな動画をリリースするにしても、兄弟2人とも制作に時間がかかるんですよ。

――今は動画の世界もどんどん変化していますね。
SEIKIN:変化が激しいので僕らも変化していかなければなりません。HIKAKINが動画を始めたころはBGMもテロップもなにもなかったんですよ。新しいものを求められるけれど、作っていくのはすごく大変です。クリエイターも増えて、今では編集のクオリティもどんどん上がってきているんです。

ずっと一緒にやってきたからこそ、HIKAKIN は1番気を許せる相手

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――SEIKINさんにとって、弟のHIKAKINさんはどんな存在ですか?
SEIKIN:1番気が許せる相手。もちろん兄弟なので、気が許せるパートナーというか仲間というか、友達的な感じですかね。

――ちなみにHIKAKINさんには何と呼ばれているのですか?
SEIKIN:にいちゃんです。昔から変わっていないですね。

――HIKAKINさんの尊敬しているところを教えてください。
SEIKIN:尊敬しているとすれば、ストイックな部分ですかね。HIKAKINを知っている人なら、みんなそう言うかもしれませんが、HIKAKINは人一倍ストイックなんですよ。「そこまでやる?」と言いたくなるくらいに突き詰めます。心配ですが、尊敬していますね。

――では、HIKAKINさんに直してほしいところはありますか?
SEIKIN:自己中心的なところ(笑)。いつも「俺が、俺が」的なところ。弟なので、仕方がないかなとは思いますけどね。あとは年齢的にそろそろ健康には気をつけてほしいです(※HIKAKINさんは2019年4月で30歳になりました)。動画を作ることを極めることも大事なんですけど、健康には気をつけないとね、というのが兄からのアドバイスです!

10年後はまったく違う職業に就いているかもしれない

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――10年後は何をやっていると思いますか?
SEIKIN:僕も今、本当に先のことがわからないんです。40歳過ぎのおじさんになってから今のような「チョコ100個買う!」というような動画を作っても笑ってもらえないかもしれません。
もしかしたらこの先、若手育成をしているかもしれないし、まったく違う仕事に就いているかもしれません。

――最後に、ママたちへのメッセージをお願いできますか。
SEIKIN:僕は家で仕事をすることが多いので、奥さんが家でどんな風に子育てをしているのかを見ているし、子育ては本当に大変だなと思います。大変だとは思うんですけど、子どもは未来の宝だと思っているので、これからも一緒にがんばっていきましょう。

全4回にわたってお届けしてきたSEIKINさんインタビューも今回が最終回となります。今まで「子どもが夢中になっているYouTuber」と思っていたママも、インタビューを通してSEIKINさんの魅力が伝わったのではないでしょうか? また子どもたちが知らないSEIKINさんの意外な一面をお子さんにも伝えてあげることで、SEIKINさんを目指してがんばる子たちも出てくるかもしれません。ぜひ親子で一緒に記事を読んでみてくださいね。

取材、文・長瀬由利子 編集・北川麻耶

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