小学校の登下校、子どもを安全を守るためにしている防犯対策はなんですか?
小学生になると、これまで1人で外を歩かせたことがない我が子が1人でランドセルを背負って通学するようになります。「ちゃんと1人で学校へ行けるかしら」という不安以上に、「事故にあわないか」、「不審者はいないか……」と、子どもが元気に「ただいま~!」と帰ってくるまで、親の心配は尽きないでしょう。予測することが難しい、想像もしていなかったようなことが起こることもあります。ママたちが小学校の登下校時の安全を守るためにしている対策はあるのでしょうか? ママたちのまわりでは、どのような安全策が取られているのでしょうか。
過保護と言われても……
学校によって集団登校やバラバラに下校などルールがあるようです。子どもが一人になる場合は、送迎をしているという意見も少なからず寄せられました。
『帰りは一人になってしまうので迎えに行っています』
『大通りから1本入ると、人気がなくなるから途中まで迎えに行っています』
『朝は登校班、放課後は学童へお迎え』
『行き帰り付き添っている。まわりには過保護だねとかいわれるけど気にしない』
『過保護、マザコンだと言われようと、登下校は付き添う』
防犯のためのアイテムや教えていること
簡単にできる防犯対策のひとつが子どもに「防犯ブザー」を持たせることです。
『防犯ブザー持っているけど、もしもの時になったら絶対何の役にも立たないと思う……』
『見守りの人が毎日いるのと、防犯ベル持たせているだけ』
『防犯ブザーとキッズケータイかな。地震があったときや、不審者情報がメールで来た時は迎えに行く時もある』
『武道を習わせている。子どもは「不審者がいたら戦う」とか、「締めてやる」とか言っているけど、「逃げろ」と言っている。やっぱり一歩外に出すと目が離れるから怖いなと思う』
『寄り道しないで通学路を守ることを教えている。近道だからって人気のない道とか通らないように。寄り道しながらダラダラ数人で帰ってくるより一人でサッサと帰る方が安全』
地域で子どもを守っている
通学路にいる人たちが、子どもたちの安全を意識しながら見守る環境は大事です。
『うちの近所は、小中高固まってるから変質者がよく出る。変質者に遭遇した子は防犯ブザーや通報ブザーを押すのは怖いから、近くの知らない家に助けを求めたりとにかく逃げるみたい。あんまりにも多いから町内会が市に掛け合って防犯カメラがつくことになった。朝は先生やPTA、交通指導員がいるけど、帰りはないから、帰りが遅いときは近くまで何回も見に行ったりしている』
『登下校の時間、警察官と先生が巡回してくれている』
海外のように子どもを一人にしないことも視野に
日本にはないようですが、海外には○○歳以下の子どもを1人にしてはいけないという法律がある国もあります。
法律で子どもを守る。今後はそういった取り組み、法律も必要になっていくのでしょうか。
『アメリカみたいに親が車で学校まで送迎しないといけない時代が来るかもね』
『海外だと12、3歳になるまで基本的に親の送迎だと聞いて、実際見て安心だと思った。他国でやっていること、取り入れた方がいいと思うことたくさんある』
目を背けたくなるような悲しいニュースを目にするたびに、ママは我が子が危険な目に合わないようにという願いで頭がいっぱいになるのではないでしょうか。
防げないようなことも起きる世の中ですが、できる限りの対策をして子どもを危険から守りたいですね。
文・鈴木じゅん子 編集・しのむ
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