離乳食をひっくり返されてキレそう……ラクになる方法はない?
ミルクや母乳だけで過ごしてきた赤ちゃんも成長すると離乳食が始まります。赤ちゃんに食べやすいご飯を用意することは多少手間がかかるものですが、さらに大変なのが毎回の食事の時間。食事の後のグチャグチャになった机や床を見るとため息が出ちゃいますよね。赤ちゃんだからうまく食べられないのは仕方ないとわかっているけど、毎回憂鬱な気分で食事をあげているママもいるのでは……? ママスタには、ちょっとお疲れのママから投稿がありました。
『離乳食をひっくり返されてキレそう。いつか手を上げてしまいそう』
食事のたびにひっくり返されたり、たくさんこぼされたりしたら、思わずキレてしまいそう……少しでもラクにあげる方法はあるのでしょうか?
離乳食をあげるのって大変……!
突然お皿をひっくり返したり、口に入れても吐き出したり。赤ちゃんがすることとはいえ、キレそうになっているママたちはほかにもたくさんいました。
『納豆をさー、手でぐちゃぐちゃにしたあげく頭さわったり、机や椅子までさわられたときは泣けた』
『うちもさっき離乳食のとき、口を開けてくれなくてキレそうになった。怒るというより悲しくてよく泣いたわ』
『食べた! と思ったら口から全部おえーと出されるのが一番メンタルにくる
吐き出すなら口開けないでくれ』
『分かる。ひっくり返されるわ、口に入れた納豆ご飯をべえって出して机と服に擦り付けるわ、食べないわで最近まともに用意するのが苦痛。市販品も食べないし。
これじゃ栄養なんて絶対足りてないよ』
『わかるわー。自分で作ったもの落とされたりするのって、結構プツンとくる』
『ひっくり返すなら笑って許せる。
嫌いなブロッコリーを思いっきりブーって顔にかけられたら無言になるよ』
『わかる。頑張って作ってろくに食べずにひっくり返されるとイラッとしちゃうよね。
真面目に頑張ったことが報われないと辛いよね。この柔らかさなら食べるかな? この食材ならとか頑張っても、駄目なときは駄目だもんね……』
『わかるわかる。作ったもの食べない。遊び出す、こぼされる』
こぼされるのはあるあるなこと!?
ご飯を食べる練習をしている赤ちゃんが、まだ上手に食べられないのは当然。2人目以降のママはそう思える余裕も出てきているようです。
『1人目の時はキレそうになってたけど2人目になるとアハハって笑ってた。
子育てしてたらもっと大変なことが起きるからかな?』
『ひっくり返すことなんてあるあるだよ』
『あるあるだよね。
私はイライラしたくないからお皿近くに置かないよ。
それか遊びたければ遊べ遊べー! て割り切るしかない』
ひっくり返されない食器にチェンジ
赤ちゃんが興味のあるものに手を出して触ってしまうのは仕方のないこと。ひっくり返すことができないお皿に変えているというママたちのアドバイスが寄せられています。
『器がひっくり返らないように、吸盤付の食器にすると楽だよ』
『次からはひっくり返されないように、手の届かない所に置こう。
手掴みさせる分とスプーンであげる分に分けて、手掴みさせつつ、合間にスプーンであげるとうまくいかないかな』
お皿にのせる量は少なめに
お皿に入れてもこぼされてしまい、結局子どもの口に入らないかもしれないので、初めから少しだけお皿に入れるというママたちもいました。少しの量ならこぼされても片付けるのもそこまで大変ではないのかも?
『ついであげる量は少しだけにしておくとこぼされてもダメージ少ないよ。
大人の料理をスプーンでちょっとだけつぶしたりしてあげてた。
落とされてもウエットティッシュで拭きとってポイ』
『勿体無い! と思うときは少量ずつ出す(手製冷凍離乳食フル活用)』
市販の離乳食も使って
せっかく作ったものをこぼされたり、吐き出されたりすると精神的にダメージも大きいもの。がっくりするくらいなら、いっそのこと作らないのも手です。
『せっかくつくったものをひっくり返されるのが悲しいなら、しばらく買ってきたものをあげたら?』
『食べないなら食べないでいいんじゃない? 市販品を置いといて食べたいときに食べるだけ与える』
『ベビーフード買ってきてとりあえずお腹だけ満たしておけばいいさ。頑張ると投稿者さんが疲れるからさ』
『せっかく作ったのに! と思うときは大量に作り置きしておいて、小分け冷凍。手作りしつつ手は抜く』
汚されてもいい環境づくりを
自分で食べたいと思ってもうまく食べられず、どうしてもこぼしてしまう赤ちゃんたち。食べようとする意欲があるのに、こぼされたくないからといって怒ってしまい、その意欲を削ぎたくないですよね。こぼされたときにすぐ片付けられるような環境を作っているママたちもいました。
『掃除大変じゃん! と思うときは新聞紙を敷く。使い捨ての雑巾やウエットティッシュを手が届くところに常備する』
『これアルアルだよね。
だからウチはピクニックシートを敷いて離乳食食べさせてたわ』
『汚されるのが悲しいのなら、汚れてもいいフローリングとかでお食事。
離乳食の時期なんて、振り返ればものすごく短いよ。無理しないでね!』
食べてくれないのはよくあること!
赤ちゃんによってはあまり量を食べたがらない赤ちゃんもいるようですが、よくあることのようですよ。年齢によってもよく食べる時期もありますよね。食べないからといって腹をたてるより、そういう時期もあるんだなと思っていた方がママの気持もラクになりそうです。
『うちは全然たべなかったよ。3口ぐらいでごちそうさま。お菓子もジュースもあげてないのに、この子こんな量で育つのかな? って思ってた。
1歳からに2歳までは背は伸びるけど食べる量は変わらずで、この量でも育つんだなと感心した思い出。一定数だけど食べなくても生きていける子っているんだよ。中学生の今は一人前以上食べるようになったよ! 大人だって食べたくない日あるでしょ? 食べさせなきゃってカチカチにならず、頑張りすぎちゃダメだよー!』
『食事をする、咀嚼を覚える、食べなくても焦らないで』
『うちは身長かなり低いのに少食で食べたくなくてひっくり返してたから、成長のこと不安なのに! って思ってた。でも病院の先生からはこれだけムチムチだから足りてないはずがないってキッパリ言われて救われたよ。その子に合った分量があるらしい』
それでもイライラしたら別室へ
離乳食の時間にいろいろと対策しても、どうしてもイライラしてしまうときは個室に入り、少しの間だけでも一人になるといいのかもしれません。
『大変だよね。私は手を上げるよりはマシと思って一旦隣の部屋に行ってた。
何もかも放り出したい気持ちでいっぱいだったな』
離乳食の時期はほんの一時
『あるある。同じだったなぁ。その時期これが永遠に続くのかと思ってたけどやっぱり成長したらあの時はあーすればよかったななんて思う日がくるさ』
大変なときはずっと続くように思えますが、過ぎてしまえばほんの数カ月のこと。このコメントにもあるように、もっとこうしてあげればよかったなんて後悔は後から来るのかもしれませんね。赤ちゃんの一生懸命食べる姿はかわいいですよね。そんなかわいい時期を楽しむためにも、毎日のことなので頑張りすぎず、市販品なども使いながら過ごしてみては? ママたちの声もぜひ参考になさってください!
文・山内ウェンディ 編集・井伊テレ子 イラスト・Ponko
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